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パソコンショップSEVENの「ZEFT Z30PBA」誕生秘話を、ASUS市川氏を交えてインタビュー

ASUS ROG STRIX RTX4090と第13世代Core i9の最強BTOパソコン

2022年11月28日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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電源回路や冷却にこだわったRTX 4090搭載ビデオカード「ROG Strix GeForce RTX 4090 OC Edition 24GB GDDR6X」と「TUF Gaming GeForce RTX 4090 OC Edition」を採用

──ビデオカードの「TUF Gaming GeForce RTX 4090 OC Edition」はどのような製品ですか?

市川氏:ほかのメーカーさんのRTX 4090搭載モデルと同様に、TUF Gaming GeForce RTX 4090 OC Editionもカード厚は3.65スロットと、サイズはかなり大きくなってしまっています。ただし、電源回路は最大で95Aに対応していまして、弊社のGeForce RTX 3090搭載モデルが50Aまでの対応であったのに比べると、かなり強化を施しています。フェーズ数も24+4と多く、14層の基板を採用するなど、かなり豪華な作りになっています。そのため、RTX 4090はTGPが450Wとかなり消費電力が高いですが、TUF Gaming GeForce RTX 4090 OC Editionは、電源周りはかなりしっかり作り込んでいますので、高い安定性が期待できます。

RTX 4090の規模に合わせて、TUF Gaming GeForce RTX 4090 OC Editionの電源周りはかなり豪華な作りになっていると語る市川氏

市川氏:このTUF Gaming GeForce RTX 4090 OC Editionは、長さは結構ありますが、基板自体は20cmほどで、ほぼヒートシンクや放熱フィンといった冷却機構がその体積のほとんどを占めています。GPUクーラーは肥大化していますが、GPUやグラフィックスメモリー、それに電源回路などすべてのデバイスを効果的に冷却することが可能になっています。それに加えて、さすがにカード自体の重量がかなりありますので、ドライバーを兼ねたカードホルダーも付属しています。

ビデオカードの大きさにジサトライッペイも驚きの様子

カードに付属するドライバー機能を持つカードホルダー

市川氏にカードの説明を受けるジサトライッペイ

ZEFT Z30PBAではカードホルダーが標準搭載されており、輸送時の落下や、カードの自重とスロットの経年劣化による落下を防いでくれる

中嶋氏:ZEFT Z30PBAでは、カードに付属するカードホルダーとは別のものですが、カードステイを標準で装備しています。

──電源ユニットにはCooler Masterの「V1000 Platinum」を装備していますが、採用に至るまでのいきさつを教えてください。

中嶋氏:「TUF Gaming GeForce RTX 4090 OC Edition」850W以上、「ROG Strix GeForce RTX 4090 OC Edition 24GB GDDR6X」は1000W以上の電源ユニットが推奨されています。そこで、そのクラスの電源ユニットで、弊社での採用実績もあり、高効率なものとしてV1000 Platinumを選択しました。V1000 Platinumは、12VHPWコネクタを備えていませんが、こちらは搭載するビデオカードに付属している変換コネクタを用いて対応しています。すでにいくつかの電源メーカーから、12VHPWコネクタを標準搭載したモデルを発売すると伺っていますので、いずれ採用するかどうかも検討していきたいと思っています。

補助電源は4系統の8ピンを1つの16ピンに束ねる変換コネクタを使用している

──どうしてケースにCooler Masterの「COSMOS C700M」を採用したのでしょうか? マザーボードもビデオカードもASUS製で揃えているので、御社のラインナップでは「Helios」も候補に挙がったと思うのですが。

中嶋氏:そのとおりで、ASUSで統一できる「Helios」も候補に挙がりました。こちらは今後モデルを用意する予定です。ASUSさんのTUFシリーズマザーボードを搭載したハイエンド構成では 「COSMOS C700M」との組み合わせがとても人気があるので、今回採用いたしました。どちらのケースもゲーム用途では人気のあるケースですが、TUFシリーズを選ばれるユーザーはゲーム用途だけでなく、クリエイティブ用途での利用も多いのではないかと思います。そのような方々には「COSMOS C700M」の落ち着いた外観が好まれるのかもしれせん。特徴あるライティング、黒で武骨な外観がいい方に「Helios」がオススメです。こちらのケースはROG STRIXと名の付く製品で、ROGロゴも光ります。ROG STRIXマザーボードを選ばれる方は、同じシリーズで統一できるので人気です。

「RTX 4090でも余裕があるというのはスゴイですね」と、まじまじとZEFT Z30PBAを眺める市川氏とジサトライッペイ

「実物を見てみると、やっぱりデカいですね。これは性能が楽しみだ」と語るジサトライッペイ

ジサトライッペイ:このZEFT Z30PBAの価格はどの程度なのでしょうか?

中嶋氏:恐らく70万円は超えます。ビデオカードとCPUだけでも40万円以上になりますので、そこはご理解いただきたいです。

ジサトライッペイ:70万円クラスのハイエンドスペックのパソコンで、しっかりと光学式ドライブが搭載されている点は趣深いですね。

中嶋氏:光学式ドライブは弊社のこだわりの1つですね。5インチベイがないモデルですと、USB接続の光学ドライブが付属するのですが、COSMOS C700Mは内蔵できるスペースが用意されているので、光学式ドライブを搭載しています。もちろん、光学式ドライブが必要ないお客様もいらっしゃると思いますので、そういった方はBTOで光学式ドライブを“なし”に変更していただければ、その分価格も下がります。

ジサトライッペイ:最近、僕も絶対必要なわけではないですが、パソコンを起動したときに光学式ドライブが「ガタッ」と音がするのが聞きたくて、ほしいなと思うようになりました。

COSMOS C700Mに搭載された光学式ドライブに興味を惹かれるジサトライッペイ。これだけのスペックなのに、最初に注目した箇所がココだった……

──インテルとAMDが矢継ぎ早に新製品を投入してきましたが、それぞれについてどのように捉えていますか?

中嶋氏:今後CPUがどうなるかは分かりませんが、今までの傾向ではラインナップの豊富さからが様々な方に対応できるのがインテルのCPUです。一方で明確な商品展開、3D V-Cache テクノロジーのCPUの発売といった、特徴を強く出せるのがAMD CPUです。こちらはCPUの話なりますので、パソコンとしてはゲーム用途など特化したインテルモデルも用意します。このあたりはCPU以外の搭載部品も考えながらいろいろなモデルのパソコンをインテル、AMDのCPUで用意できればと思います。

ジサトライッペイ:御社は第13世代Coreプロセッサーとインテル Z690チップセットの組み合わせは考えていないのですか?

中嶋氏:実際にその組み合わせを選択することが可能です。必要に応じてBIOSの更新を無償で行い動作確認をしていますので、ご安心下さい。

──ちなみにですが、もし予算に関係なくインテルとAMDのCPUが購入できるとしたとき、どちらのCPUを選びますか?

中嶋氏:今、自宅で個人的に使用しているパソコンがRyzen 7 3700Xなので、次のパソコンはお金に余裕があれば、僕は消費電力を気にするタイプなので、Ryzen 7000シリーズを選択したいですね。

真重氏:どちらがほしいかというと、個人的には第13世代Coreプロセッサーですね。今までRyzenを使っていたのですが、第12世代Coreプロセッサーを超えた性能を、ゲームで体感してみたいです。

個人的には第13世代Coreプロセッサーがほしいと話す真重氏。Ryzenを使用していたので、今度はCoreプロセッサーのいいところを体感してみたいという

──ありがとうございました。

 RTX 4090の性能は前世代から大幅に向上しているものの、今回のTUF Gaming GeForce RTX 4090 OC Editionのように、カードサイズは非常に大きくなった。また補助電源に、8ピンから16ピンへの変換コネクタを使用するため、カード上方に余裕が必要となり、ケースを選ぶようになっている。

 その点、ZEFT Z30PBAであればケースに対する懸念が払しょくできる点はありがたい。さらに、CPUにi9-13900Kを組み合わせたことで、RTX 4090の真価を発揮できる点も魅力的だ。高価格ではあるものの、コスト度外視で最高性能がほしいと考える人にとって、ZEFT Z30PBAは、安心して購入できる1台といっていいだろう。

(提供:セブンアールジャパン)

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