このページの本文へ

パソコンショップSEVENの「ZEFT Z30PBA」誕生秘話を、ASUS市川氏を交えてインタビュー

ASUS ROG STRIX RTX4090と第13世代Core i9の最強BTOパソコン

2022年11月28日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

最高性能を目指したフラグシップ機
採用実績やコストも考慮しパーツを選定

──今回のZEFT Z30PBAのコンセプトを教えてください。どのようなユーザー層に向けたパソコンになるのでしょうか?

中嶋 孝昌氏(以下、中嶋氏):10月12日に発売されたRTX 4090、10月20日に発売された第13世代Coreプロセッサーの最上位モデルとなるi9-13900Kを組み合わせた、最高性能を誇るフラグシップモデルとなります。

真重 翔氏(以下、真重氏):CPUとGPUがほぼ同時期に、新世代へと進化しましたので、ZEFT Z30PBAは、そういった新しいものが好きな方に向けたハイエンドゲーミングパソコンとなっています。24コア/32スレッド、最大動作クロック5.8GHzのCPUパワーをぜひ体感していただきたいです。

GeForce RTX 4090と第13世代Coreプロセッサーを搭載したゲーミングパソコンのZEFT Z30PBA

──第13世代Coreプロセッサーを検証されていかがでしたか?

中嶋氏:ZEFT Z30PBAでは、最上位モデルということでi9-13900Kを採用していますが、ターボブースト適用時の最大動作クロックが5.8GHzと第12世代から大幅に向上し、L2キャッシュも32MBに増量と、i9-12900Kと比べてゲーミング用途でパフォーマンスの向上がかなり期待できます。弊社では、i9-13900Kと13900KF、i7-13700Kと13700KF、i5-13600KFを販売しています。BTOでこれらのCPUに変更できるようになるほか、それぞれを採用した標準モデルもご用意するつもりです。

真重氏:第12世代からEfficientコアを増やしてコア数で勝負するという方向に出たインテルさんの第13世代Coreプロセッサーと、新しいアーキテクチャを採用しクロック性能を向上させたAMDさんのRyzen 7000シリーズは、それぞれ特徴があって、優劣が付けにくい存在になっていると思います。もちろん、どちらのCPUを選んでも、現時点からの性能向上が実現するのは間違いないのですが、レンダリングしながらの作業や、レンダリングしながらのゲームプレイなど、同時に処理する作業量が多い場面では、コア数を増やす方向で進化を果たした第13世代Coreプロセッサーは魅力的な存在なのではないでしょうか。

CPUクーラーには簡易水冷タイプのCooler Master製「PL360 FLUX」を採用

最新機能をふんだんに搭載したマザーボード
「TUF GAMING Z790-PLUS WIFI D4」を採用

──マザーボードの「TUF GAMING Z790-PLUS WIFI D4」の特徴を教えてください。

市川 彰吾氏(以下、市川氏):TUF GAMING Z790-PLUS WIFI D4の大きな特徴としては、PCI Express(以下、PCIe) 5.0と4.0の両方をサポートしていまして、PCIe 4.0に関しては20レーンが利用可能です。あとは、USB3.2 Gen2x2もサポートしており、最新機能をふんだんに搭載したモデルに仕上がっています。とくに、USB3.2 Gen2x2はこれまでSTRIXシリーズなどの上位モデルにしか装備されていませんでしたが、この世代ではTUFシリーズにも実装されるようになりましたので、多くの人に使っていただければと思います。

──最新機能が満載なのはいいですね。

市川氏:また、電源部に関しては16+1フェーズ構成でDr.MOSを採用し、60A対応のチョークコイルを使用しています。そのほか、ボタンでビデオカードの取り外しが可能な「Q-Release」も搭載しました。ビデオカードやCPUクーラーが大きくなってきており、スロットの爪になかなかアクセスし辛い状況になってきています。ですが、このQ-Releaseであれば、ボタンを押すだけでビデオカードが取り外すことができるので、非常に使い勝手がいいです。

──サイズが大きいRTX 4090だと、スロットに手が届かないと思うので、メンテナンス時にも大いに役立ってくれそうですね。

市川氏:ちなみに、このQ-Releaseはインテル Z690チップセット搭載の従来世代では、R.O.Gシリーズの上位モデルと、STRIXシリーズのATXモデルにしか搭載していなかったのですが、インテル Z790世代では、TUFシリーズでも用意することにしました。そのほかTUF GAMING Z790-PLUS WIFI D4では、M.2スロットにSSDのネジ止めが不要になる「Q-Latch」も備えていますので、SSDをアップグレードしたり、増設したりする際も、かなり扱いやすいのではないでしょうか。

中嶋氏:実際、組み立てのスタッフからは、このQ-Latchはかなり好評ですね。従来、M.2スロットへのSSDの固定は、ネジが小さいため、かなり手間を要する作業なのですが、このQ-Latchのおかげで、組み立て時間の短縮も図れているようです。

M.2スロットのQ-Latchは、ネジ留めが不要で使い勝手のいい機能だ

市川氏:さらに、TUF GAMING Z790-PLUS WIFI D4は、「Two-Way AI Noise Cancelation」も用意しています。最近は、ボイスチャットをしながらゲームをプレイすることも珍しくなくなりましたが、従来のノイズキャンセリングでは、自分の周りの環境音に対してノイズの低減を行なっていました。ですが、このTwo-Way AI Noise Cancelationであれば、通話相手の環境音に対してもノイズキャンセリングを行なうため、非常にクリアな通話が実現します。あと、TUF GAMING Z790-PLUS WIFI D4はThunderbolt 4のピンヘッダを備えていますので、弊社の拡張カードを装着することでThunderbolt 4が使用可能となります。Thunderbolt 4は、高速なデータ転送を実現するほかに、最大100Wの電力供給も可能ですので、モバイルディスプレーと組み合わせるとケーブル1本で給電も映像出力も行なうことができ、非常に便利です。

中嶋氏:今回のZEFT Z30PBAでは、BTOにThunderbolt 4の拡張カードは用意できていないのですが、もし必要なお客様はご連絡いただければご用意いたします。Thunderbolt 4は、今後流行るかどうかわかりませんが、将来性がある規格だと思いますので、お客様からの要望が多ければ、BTOに加えることも検討したいと思います。

──メモリーにDDR5ではなく従来のDDR4を採用した理由は何でしょうか?

中嶋氏:現在も販売しておりますが、1つ前の「TUF GAMING Z690-PLUS WIFI D4」が非常に人気です。取り扱い当初はDDR5のメモリーが非常に高価ということもあり、DDR4搭載マザーボードを選ばれるのかと思っていましたが、DDR5の価格差が小さくなってきた今でもこの商品は人気です。ゲーミング用途でDDR4とDDR5で大きな差がないというのがあるのかもしれませんが、その点よりも高耐久性などを特徴にしたTUFシリーズを搭載したいというユーザー様が多いのではないかと思います。今回のZ790でもメモリーの仕様以上にTUFを使いたいという方々のために、標準搭載をしたこちらモデルを用意しました。もちろんDDR5のZ790マザーボードもありますので、カスタマイズにて変更いただくことが可能です。

最新規格のDDR5より、実用性や価格、それに採用実績を考慮してDDR4の採用をきめたという中嶋氏

カテゴリートップへ