FIACS、行動&情感データを定量計測した都市評価指標「エリアクオリア指標」を開発

文●LOVEWalker編集部

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 一般社団法人国際文化都市整備機構(FIACS)は10月24日、街づくりに関心を持つハードおよびソフト企業30社からなる研究成果を活かし、ソフトを含む街づくり活動を可視化できる次世代の都市評価指標「エリアクオリア指標」を開発。試験提供を開始する。

 エリアクオリア指標は、「その街らしさ」を意味する呼称で、大都市単位のランキング比較を目的にするのではなく、「民間企業&街づくりソフトの工夫が反映できる評価指標が欲しい」という要望を受け、エリアマネジメントが活動するウォーカブル(歩いて楽しい)な「街(駅)単位」を定点観測・経年評価する指標となる。

 「データ・エビデンスを元に改善方策と効果が確認できる評価指標が欲しい」という各方面からのニーズに対応し「わざわざ繰り返し訪れる人が多い街=共感人口が多い街=魅力ある街」と定義し、KDDIが保有するスマートフォンGPS位置情報データを基にした共感人口を定量計測する。

 また画一的・総花的な優劣ではなく「街の個性や文化的魅力が反映される評価指標が欲しい」という視点を活かし、既存のオープンデータとあわせて、角川アスキー総合研究所によるTwitterトレンド解析をもとに情感データとして「街の話題流通量と強み」を定量計測するという。

 なお、エリアクオリア指標は今秋から試験提供を開始し、利用者からのフィードバックを踏まえて、計測する項目や期間を詳細に検討していくとしている。