長く使ういい製品には投資を惜しまない!
声・実況のプロが選ぶデバイスとは? キャスター岸大河さんの仕事・配信に欠かせない10のアイテム(後編)
コンデンサマイク「C-100」
岸さん:オーディオインターフェースときたら、やはり6つ目のアイテムはマイク。ソニーの「C-100」です。
──こちらの購入のキッカケは何ですか?
岸さん:C-100が出る前のソニーさんのマイクはかなり高額で、C-100もそれなりにするのですが、従来の製品ほどではなく、発表された直後にすぐ買った記憶があります。ソニーさんの製品でいうと、カメラのガンマイクもかなり好評ですが、当時は発売されたばかりだったので、レビューがほとんどなく、試せる場所もありませんでした。そこで、ウェブ上で海外レビューを探したとろこ、ほかのマイクとの比較が掲載されていました。聞いてみたら、個人的にはC-100のほうが好みの音だったので、購入を決意しました。
──海外レビューも! 岸さんは購入に際して結構調べますね。
岸さん:めちゃくちゃ調べますよ。実物があるお店があれば実際に試しに行きますし。長く使うものに関しては、失敗したくないですし、コダワリたいという思いもあるので。
──ちなみに音でここが気に入ったっていう部分はありますか?
岸さん:比較を聞いたところ、C-100のほうがボーカルやトークには向いていると思いました。金属音っぽい音もしないですし、自分の声が適度に聞こえるのではないかと、自分の耳を信じて買いました。
──キャスター業をされている岸さんが気に入っているマイクであれば、間違いはなさそうですね。
岸さん:実際に買って、不満はないですね。自分の声を120%引き出してくれる気がしています。オーディオインターフェースとマイクはよほどのことがない限りは買い替えないと思うので、思い切っていい製品を買いました。ここまでキレイでノイズがないマイクもなかなかないなと。また、インターフェース上でコントロールもできるので、自分にあった理想の設定にすれば、間違いなしです。
──岸さんの声が最大限に発揮される機材が揃っているというわけですね。
岸さん:キャスター、ストリーマーとして仕事をしているぶん、やはりオーディオ周りはコダワリたかったですね。そのおかげで、VALORANTの試合をしてるときに、自分だということは(名前は)隠しているんですけど、5試合に1回はボイスチャットでマイクの音質が明らかにいいことを言われますね。「声いいですね」って。
──VALORANTプレイヤーだったら岸さんの声は大会で聞いたことある人も多いと思うので、「あれ、この声は?」ってなってそうですけど(笑)。そのほか、気に入っている点はありますか?
岸さん:持ち運びもしやすいという点ですね。キャリーケースもあるので、いつかスタジオでラジオ対談みたいな仕事があれば、こいつを持って行って収録したいです。単一指向性/全指向性/両指向性モードに切り替えも可能なので、2人で収録といった用途にも使えます。
──そういった仕事を視野に入れている人であれば、これさえ買っておけば色々な作業に使えそうですね。
岸さん:正直高価ではありますけど、最大の武器にはなりますよ。がんばって働いて、還元していこうと思います。
製品概要
製品名:C-100
ジャンル:コンデンサマイク
メーカー:ソニー
直販価格:17万2568円
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