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ドコモ、リサイクル素材を67%使用した新arrowsに、カメラ搭載の3年ぶりのキッズケータイ発表

2022年10月06日 10時00分更新

文● オカモト/ASCII

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 NTTドコモは6日、2022-2023冬春の新商品ラインアップを発表した。

すでにGalaxyやXperiaの新モデルは発表済の冬春新モデル。arrowsやケータイ、ルーターなどが追加で発表された

 スマートフォンについては、すでにハイスペックモデルの「Galazy Z Fold4/Flip4」「Xperia 5 IV」、スタンダードモデルの「AQUOS sense7」「Galaxy A23 5G」の計5製品を発表しているが、ここにFCNT製の「arrows N F-51C」を追加。さらにタブレット2機種、ケータイ1機種、キッズケータイ1機種、モバイルルーター1機種、ホームルーター2機種と合わせて、全12モデルとなる。本記事ではまずarrows Nとケータイ/キッズケータイについて紹介する。

環境に配慮した新時代のスマートフォン「arrows N」
OSアップデートや充電の最適化で4年安心して使える

 まずは、arrows N F-51C(2023年2月以降発売予定)。スペックと価格を両立した「スタンダードモデル」という扱いだが、ドコモが現在推進している「カーボンニュートラル」への取り組み、環境を配慮した商品という位置付けも持った端末となっている。

arrows新モデルはミドルクラスで環境配慮が特徴

 具体的には、本体筐体やリアパネル、各種ボタン部分などに再生アルミニウムや再生プラスチックを利用。リサイクル素材の使用率は約67%になるとする。また、FCNTの製造拠点ではその行程に再生可能エネルギーを用いているという。

さまざまな部分にリサイクル素材が用いられている

 端末側でも、充電技術の最適化で使い始めの状態のバッテリー持ちが4年継続するほか、最新OSのアップデートを最大3回、セキュリティー更新は最大4年提供するなど、長く安心して使える工夫が施されている。

 主なスペックは、6.24型有機EL(1080×2400)、Snapdragon 695、8GBメモリー、128GBストレージ、5030万画素+810万画素カメラ(イン1240万画素)、4600mAhバッテリー、側面指紋センサー(+顔認証)、防水・防塵/FeliCa対応、nanoSIM+eSIM、5G対応、Android 12など。ミドルクラスとしてはなかなか充実した仕様で、その意味でも比較的長期間利用できることが期待できる。カラバリはフィグホワイト、フォレストブラック、ブラッシュネイビーの3色。

オプションで用意されるケースもリサイクル素材が活用されている

京セラ製のドコモケータイ「DIGNOケータイ KY-42C」
泡ハンドソープでの洗浄も可能

 続いて、ケータイは京セラ製の「DIGNOケータイ KY-42C」(2023年3月以降発売予定)。ドコモでのDIGNOケータイは、法人向けに「DIGNO ケータイ ベーシック KY-41B」が用意されていたが、今回はそれに続く製品である。

折りたたみケータイの新モデルは京セラ製の「DIGNOケータイ」

 ドコモでは4Gケータイとして、今年5月に「arrows ケータイ ベーシック F-41C」も発売しているが、それとの比較ではWi-Fi/Bluetooth/テザリングの各機能をサポートし、より広い使い方ができる上位モデルという扱いとなる。

 そのほか、防水・防塵に加えて、高い耐久性、泡ハンドソープでの洗浄への対応、通話を聞きやすく調整する「でかバイブ」「でか着信音」といった機能が搭載されている。

3年ぶりのキッズケータイ新モデル
カメラや+メッセージの機能が追加 遠隔操作も可能に

 「キッズケータイ KY-41C」(2023年2月以降発売予定)は、2020年1月に登場した「キッズケータイ SH-03M」以来となる3年ぶりの新モデル。防犯ブザーや居場所確認といった基本スタイルは従来機と同様ながら、要望が多かったというカメラをついに搭載(イン/アウト両方あり)。また、メール機能も従来機のSMSだけでなく、+メッセージも利用可能になり、パケット料金で写真付きメールなどを送受信可能になった。

ドコモのキッズケータイに久々の新モデル。ついにカメラが搭載された

 また、子供がカバンの中に端末を入れっぱなしにしたり、マナーモードにしたままの場合に遠隔で操作する機能も新たに搭載された。カラバリはイエロー、ラベンダー、ブルーの3色。

居場所の確認だけでなく、子供を呼び出しても気づかない場合は遠隔操作が可能

 

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