ファーウェイ・ジャパンは今日15日、ノートPCやディスプレー、タブレットなどの新商品を発表した。ノートPCの「HUAWEI MateBook D16」とディスプレーの「HUAWEI Mateview SE」は別記事にて紹介するので、ここではそれ以外の製品をまとめて紹介しよう。
8型サイズが読書にちょうどいい
HUAWEI MatePad T8
ファーウェイは「HUAWEI MatePad」シリーズとして、複数のタブレット製品を展開しているが、最新モデルが8型ディスプレーの「HUAWEI MatePad T8」となる。ボディーサイズは約199.70×121.10×8.55mm、重さは310g。ディスプレー解像度は1280×800ドット。SoCはHUAWEI Kirin 710A、メモリーとストレージは2GB+32GBと2GB+16GBのふたつのラインナップが用意される。カラバリはディープシーブルーの1色。
バッテリー容量は5100mAhと大型で、OSはEMUI 10.1.0に対応する。Googleサービス(GMS)は搭載されていないが、HUAWEI AppGalleryからアプリをダウンロードできる。そのほか、ブルーライトを低減するアイケアモード(テュフラインランド認証取得)や、新聞を読む感覚で読書ができるHUAWEI eBookモード、子供のためのホーム画面に変更できるキッズモードなどがある。
またLTEモデルとWi-Fiモデルがあり、LTEモデルは以下のバンドに対応する。
- LTE
- B1/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41
- WCDMA
- B1/2/5/6/8/19
- GSM
- B2/3/5/8
発売日はWi-Fiモデルが今日から、LTEモデルが22日から。価格はAmazon.co.jp専売のWi-Fiモデル(2GB+16GB)が1万9800円、Wi-Fiモデル(2GB+32GB)が2万2800円、LTEモデル(2GB+32GB)が2万4800円。
Wi-Fi 6対応のルーターと
久々に登場したモバイルルーター
通信系の新製品はWi-Fiルーターの「HUAWEI WiFi AX3」とモバイルルーターの「HUAWEI Mobile WiFi3」の2モデル。発売日はHUAWEI WiFi AX3が10月下旬で価格は8800円、HUAWEI Mobile WiFi3が9月30日発売で、価格は1万4960円
HUAWEI WiFi AX3は60~90m2の中小住宅向けのWi-Fiルーター。最大下り3000Mbpsの速度で、PPPoE形式だけでなく、新方式のIPoEにも対応することでIPv6通信も可能だ。4つのハイパワーアンプを搭載し、128台以上の同時接続に対応する。また、専用のアプリを使えばWi-Fiのカバレッジマップを表示でき、ネットワーク状況を可視化できるなど、電波は目に見えないので状況がわからないという不安を解消してくれる。
HUAWEI Mobile WiFi3は同社久々のリリースとなるモバイルルーター。いまやスマホの料金プランも無制限が出ているので、テザリングで済ます人も多いかもしれないが、スマホはSNSを見たり電話をしたりといろいろ使うので、やはり専用のデータ通信端末のほうが安心感があるだろう。
本体サイズは約108×62×17.1mm、重さは約127gと軽量コンパクト。対応バンドはB1/3/5/7/8/18/19/20/28/32/38/41/42で下り最大300Mbps(Cat 7)に対応する。バッテリー容量は3000mAhで連続使用時間は12時間で最大待受時間は700時間とのこと。中央のディスプレーは1.45型液晶だ。2.4GHz帯と5GHz帯の両方が使えて、同時接続デバイスは32台となる。