手軽に課金できる環境は便利だが……
子どもに「スマホで金銭を支払う行為(いわゆる課金)はNG」と教えている家庭は多いだろう。しかし、コンビニでプリペイドカード類が手軽に買えてしまう昨今、ダメだと言うだけでは実効性に欠ける。
また、クレジットカードの保管状態によっては、子どもに番号を控えられてそのまま利用されてしまうかもしれない。明細を毎月確認していない家庭では発覚が遅れる恐れも。スマホの利用時間が伸びる夏休みに、親子でルールを決めることは必須だが、「もし子どもが誘惑に負けても、大きなトラブルに発展しない環境を作ること」も同じく重要だ。
そこで今回は、子どものスマホで課金できないようにする設定をご紹介しよう。
※以下は「プリペイドで勝手に支払いも! 子どものスマホ課金どうするべきか?」をからの抜粋を一部修正したものです。
課金できない設定が抑止力に
iPhoneの場合は、スクリーンタイム機能で課金できないようにできる。「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ。「iTunesおよびApp Storeでの課金」をタップし、「App内課金」→「許可しない」をタップで、課金ができなくなる。
ところで、スマホでの課金方法はキャリア決済やクレジットカード決済だけではない。コンビニやスーパーなどでレジ脇に多種多様なプリペードカードが売られているのを見たことがあるだろう。iOSの場合はAppStore & iTunesギフトカード、AndroidはGoogle Playギフトカードなどを利用できる。
そこで、「設定」→自分のアカウント→「ファミリー共有」から子どものアカウントをファミリー共有登録し、「購入コンテンツを共有」をオンにすることで、課金・購入行動があった場合、保護者に通知が来るように設定するのもいいだろう。