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アップル、「健康促進にApple WatchとiPhoneが役立っている」とレポートで報告

2022年07月21日 17時00分更新

文● ASCII

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 アップルは7月20日、同社の製品が健康管理に役立ち、健康と安全をインテリジェントに見守る機能を果たしていることについて、概要を報告するレポートを公開した。

 本レポートでは、健康増進のためのアップルの取り組みとして、Apple WatchとiPhoneのパーソナルヘルスとフィットネスの機能について説明。また、研究や医療をサポートするためのアップルと医療機関との協働について報告している。

 同社の最高執行責任者(COO)であるジェフ・ウィリアムズ氏は、「私たちは、健康状態を向上させ人々がより健康な毎日を送れるようにするために、テクノロジーが役割を果たせると心から信じています。私たちの将来のビジョンは、人々の健康をインテリジェントに見守る機能を果たす、科学的根拠にもとづくテクノロジーの開発を継続することです。人々はもはや自分自身の健康管理の旅で助手席に座ることはありません。それどころか、有意義で実用的な洞察を得て、しっかり運転席に座ってほしいと願っています」と述べた。

 今秋のiOS 16とwatchOS 9のリリースで、Apple WatchとiPhoneは、心臓の健康から睡眠、身体機能、女性の健康まで、健康とフィットネスの17の分野に焦点を当てた機能を提供する予定。

 2つ目のセクションでは、医療機関との協働について、研究者による新たな科学的発見を可能にするツールの構築や、データによる医師と患者の関係強化のサポート、保健機関との協働による健康的なライフスタイルの大規模な促進、公衆衛生や政府の取り組みのサポートについて説明している。

 現在、800以上の医療機関で患者がアップルのヘルスケアレコードを利用できるようになっており、患者はヘルスケアアプリケーション内で医療データを確認できる。また、世界中の保健機関や企業がアップルと連携し、Apple Watchを自社のウェルネスプログラムに統合している。

 レポートの最後にあるExtensions and Spotlights(拡張と注目)のセクションでは、同社のテクノロジーを導入しているサードパーティーのデベロッパーや医療機関、保健機関に関する事例を紹介している。

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