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T教授の「戦略的衝動買い」 第693回

在宅勤務中の「離席」を防ぐマウスを自動で動かす「Mouse Jiggler」を衝動買い

2022年07月21日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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リモートワーク時の「離席」プレゼンスを常時マウス動作で「連絡可能」にしてくれるプレゼンス・マネジメント・コンパニオンの「Mouse Jiggler」を衝動買いした

Teamsのプレゼンス(在席)管理も自由自在

 ICTワールドの世界も、何が幸いするかわからない。アプリのトレンドは確かにクラウド系、リモートワーク系(テレワーク)に少しずつ傾いてはいたが、企業系のサービスやアプリケーションはそれほど大きな伸びのないまま沈滞していた。しかし一昨年からのコロナ禍のせいで、従来は無縁だった企業にもリモートワークが一気に浸透した。

 そんなリモートワーク系アプリの代表格が、チャット機能をベースに資料共有やビデオ会議、Office 365との連携で、通勤地獄に耐えて会社に出勤することなくどこにいても業務を円滑に遂行できるのがウリのTeamsだ。読者の中にも好む好まざるに関わらず、すでにお世話になっている人も多いだろう。

 StockやChatwork、Slack、Zoomなどがリモートワークにおける情報共有、チャット、ウェブ会議などのそれぞれ専門分野を生かしたシングルアプリケーションなのに対して、All in One感の強いTeamsは、コロナ禍でその使用者数が3倍以上に増加したといわれている。

 Teamsなどの多くのリモートワークアプリは、情報管理部門やチームメンバー、上司が全員の現在のプレゼンス(PRESENCE:存在)状況を画面上でいつでも表示、理解できるようにアイコンやコメントで開示しているのが特徴だ。少人数のサテライトオフィスでも、在宅リモートオフィスでも、常時パソコンの前に居て「連絡可能」な状態が使用時の基本姿勢だ。

 しかし在宅ワークとはいえリアルオフィスと同様、外線電話対応や少しの時間だけ席を外したり、パソコンにまったく触れることなく書き物や考え事をしていても不思議はない。しかしアプリそのモノによって設定された一定時間(Teamsの場合は5分)が経過すると、システムは自動的にプレゼンスを「連絡可能」な状態から「応答不可」である「離席中」と表示変更してしまう。

 アプリの状況判定、再設定は、「仕事をしているかどうか?」ではなく「パソコンに触れているかどうか?」で判断される。リモートワーク中は、Teamsのプレゼンスしかほかの人からは見えないため、本当に仕事をしているかどうかが分かり辛いのが現実だ。

 筆者も25年以上昔から会社に出社せず、当時は超最前線だったなんちゃってテレワークをWi-Fi完備の秋葉原のカレー屋さんやホテルのロビー、時には自宅で実践していた。もちろん上司やほかの人にどう思われようが、そんなことは一切気にしない現代とは異なる気楽で昭和なサラリーマン時代だった。

 しかし平成・令和のビジネスピープルの中には、リモートワーク時のアプリのプレゼンス表示状況が極めて気になる人がいるようだ。サボっていなくても前述の様な理由で「応答不可」表示になってしまうと上司や同僚からサボっているように思われるのが不安で、リモートワーク時の大きなストレスになっているらしい。ネットをググってみれば、そのあたりのお話がいろいろあふれている。

マウスカーソルを常時大きく〜微動まで動作させるマウスジグラーは小さなUSBメモリーのような外観をしている

 今回、ご紹介する衝動買い商品は、そんな不安や悩みを一挙に吹っ飛ばしてくれるプレゼンス・マネジメント・ツールをセルフでやってくれる「Mouse Jiggler」(マウス・ジグラー)と呼ばれる海外商品だ。マウス・ジグラーに限らず、この手のマイナーな商品にはさまざまな呼び名があるものだ。今回の商品とほぼ同じ機能の物を、「USB Mouse Mover」とか「Computer Anti‐Sleep」とか呼ぶ人もいる。

 以前このコラム「スクリーンセーバー起動を力技で止める「Screensaver killer」を衝動買い」でもご紹介した「スクリーンセーバーの起動を力技(ちからわざ)で止める「Screensaver killer」も、機能的にはよく似た商品だ。Screensaver killerは、マニアックで多少やんちゃな手作り商品なのでほかの機能も拡張されており、外観はハンドメイドその物だ。

以前、本コラムでもご紹介した「スクリーンセーバーキラー」も外観はDIY風だが構造的には同じ仲間だ

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