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T教授の「戦略的衝動買い」 第692回

勉強しない大人も楽しい格安スタディパソコン「MT-E10ZN」を衝動買い

2022年07月15日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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Windowsタブレットとしての使用感はよいが1Kg近い重量は男性でも空中片手持ちは長時間は難しい。スタイラスペンは既に使っているLenovoのモノが使用できた

心細い部分もあるがパワー不足感はあまり感じない

 早速2 in 1の便利さを体験すべく、WindowsタブレットとしてウェブアクセスやOneNoteを使って、Chromebook用に買ったスタイラスペンで描いてみた。ウェブアクセスは、さすがにタッチパネルなので操作は極めて楽だ。便利な一方、Windowsタブレット本体だけで実測986gも重量があるので、片手で長時間持って使うには大人でも厳しい感じだ。

 スタイラスペンは純正であれば本体裏面の窪みに収納できるようだが、筆者はたまたまYoga Tab 13用に使っているLenovoのスタイラスペンを使っているが、問題なく使えている。やはり国内外の多くのE Inkを採用しているデジタルペーパーで使われているWacom製のEMR技術のモノと違い、ペンと筆記液晶面との関係が滑り過ぎる感じだ。本格的に使うには、摩擦係数をアップするペーパーライク液晶保護フィルムを貼った方がよいかもしれない。

 ここしばらく筆者がメインで使っているモバイルPCは、ThinkPad X1 Nanoだ。今回のE10ZNは気分を変えて、家中のどこでも原稿書き専用機の宅内モバイルデバイスと位置づけ、前世紀のWindows XP時代からの長寿命テキストエディターの「秀丸エディタ」や超簡単な初心者系の画像処理アプリである「PaintShop Pro 6.1」、クラウドストレージの「Dropbox」などの軽いアプリをメインに使っている。

E10ZNの解像度は1280×800ドットと高くはないが、ディスプレーの発色も悪くない。こんなWindowsタブレット PCが1万2800円で買えるなんてすごい時代だ(左)

ロングセラー昭和のレガシー「秀丸エディタ」などWindows XP時代から引き継がれているアプリなら快速に動作して超便利だ

 時々するGmailやウェブサイトのチェック用にはChromeブラウザー、クラウド蓄積型共有メモとして時々OneNoteを使う程度なので、数年前のCeleron N4000 プロセッサーでも大丈夫だ。たまにYouTubeの動画なども観るが、フルスクリーンでもまったく支障はない。

動画再生も極めてノーマルでパワー不足感はあまり感じない

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