シンプル操作ながら奥が深い!『SDガンダム バトルアライアンス』体験版先行プレイレポ

2022年07月21日 23時30分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

作品を超えたシナリオが楽しい

 低頭身のSDガンダムということで、8頭身のリアルなMSを操作するゲームとは、やや趣が異なる。頭身が低い分、マップの移動速度も速すぎず、敵も小さいため、広い視野を持って戦場を俯瞰するような形でバトルが楽しめる。

ジオラマのような街並みを広い視点で見ながら戦闘が行なえる、本作ならではのバトルが楽しめる

 また、シンプルな操作ながら、アクションが多岐に渡り、ガードや回避をジャストで行ない、コンボをうまく繋いでダメージを効率良く出すことは、操作を突き詰めることでより良くなるため、そういった細かい動作を極めていくといった楽しさもありそうだ。

エリアルコンボを駆使するなど、攻撃方法をいろいろと突き詰めていくことで、バトルが非常に楽しくなる

敵から狙われると、ヘイト線と呼ばれる敵からの線が表示されるので、この線が表示された際は攻撃が来ることを予測して回避やガードを選択肢として考える必要がある

 ちなみにマルチプレイでは、最大3人で出撃可能。ルームを作成してフレンドを招待できるほか、ルームに参加してオンラインのプレイヤーと一緒にミッションに参加できる。

マルチプレイでは2人だけでもミッションに出撃できるが、あとの1枠をNPCでということはできないようだ

 試遊ではジムやザク、ガンキャノンにガンタンク、ドム、ガンダム‧バルバトス(第6形態)の機体が操作可能。ミッション中に手に入る設計図で機体を入手して、どんどん数が増えていくことで、いろんな機体を使う面白さもある。

僚機の組み合わせにより、特殊な演出があることも

 また、シナリオも各ガンダム作品のストーリーをベースとしながら、オリジナルキャラクターたちが絡み、別のガンダム作品の世界に、他のガンダム作品の機体が敵で登場するなど、「えっ、ここでこの機体が出てくるの!?」といった驚きや戦う楽しさがあった。

 知らない作品への造詣も深くなり、別の作品にも触れてみたい、という気分になったり、逆に懐かしさを覚えてりもすることだろう。

 敵機体の性能も、時代が違うからといって、性能が高すぎるということもなく、ミッションの難易度にあったものになっているようなので、強機体を強化したザクで倒す、といった楽しさもありそうだ。

 今回体験した中では、ランバ・ラルのグフが本当に強くて、あやうく倒されるところだった。さすがラルさん、いつまで経ってもエース級だ。

ランバ・ラルのグフは、素早い動きからの格闘攻撃が強力だった

 気になる人は、まずは体験版をプレイして、本作の楽しさの一端に触れてみてはどうだろうか。

【ゲーム情報】

タイトル:SDガンダム バトルアライアンス
ジャンル:アクションRPG
販売:バンダイナムコエンターテインメント
プラットフォーム:
Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC(Windows/Steam)
発売日:2022年8月25日
価格:
 通常版:8778円(パッケージ版/ダウンロード版)
 デラックスエディション:1万1550円(ダウンロード版)
 アルティメットエディション:1万4960円(ダウンロード版)
 アソビストア/プレミアムバンダイ数量限定コレクターズエディション:1万9140円(パッケージ版)※
※Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4のみ。
プレイ人数:オフライン1人/オンライン1~3人
CERO:B(12才以上対象)

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう