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WEB3グルメSNS「シンクロライフ」、名古屋グランパスと連携

2022年07月07日 07時30分更新

文● ASCII STARTUP編集部

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 トークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ」を運営する株式会社GINKANは、Jリーグチームの名古屋グランパスと提携を2022年6月15日に発表した。ホームタウンである、名古屋市における飲食店の活性化を図るプロジェクトを始動する。

「シンクロライフ」は2018年にグルメSNS(Web2)とEat to earn(WEB3)を取り入れたトークンエコノミー型のグルメSNSだ。仮想通貨などに応用されているブロックチェーン技術を取り入れたもので、食べることによって暗号通貨ポイントを稼ぐ「Eat to earn」を特徴としている。ユーザーは飲食店のレビューを投稿することで、グルメSNS上でのスコアに応じたトークン報酬が得られる。AIが口コミを分析し、ユーザーの嗜好に適した店を提案すしてくれる。

 今回のプロジェクトでは、ユーザーが地域のグランパス加盟飲食店で食事をすると、食事代金からポイントが貯まる展開を実施。貯まったポイントは、名古屋グランパスグッズへの交換や、コンビニエンスストア、コーヒーショップなど全国57万ヵ所で利用可能。試合の勝敗と連動した還元率のポイント付与なども行い、名古屋グランパスの勝利に連動した地元飲食店の活性化を目指す。

 地域の飲食店はグランパス加盟店に参画により、新たな顧客の集客から「シンクロライフ」のビックデータを活用したPRからCRMサービスまでが利用可能となる。プロジェクトのローンチは、2022年夏を予定している。同プロジェクトは2019年に実施した、「2019 名古屋グランパス×スタートアップピッチ」での優勝がきっかけとなっている。すにで2021年10月に川崎フロンターレとも提携しており、フロンターレ加盟店での飲食実績が、すでに数千万円規模になっているとしている。

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