待ってました！第12世代Core対応のASRock製ベアボーン「DeskMini B660」発売前レビュー！

2022年07月08日 14時30分更新

文●藤田忠　編集●市川／ASCII

Core i5-12400でDeskMini B660を組んでみた

　それでは、実際にDeskMini B660を組んでいこう。構成はCPUに6コア／12スレッドのインテル「Core i5-12400」（TDP：65W、MTP：117W）、メモリーに16GB×2（DDR4-3200、SODIMM ）、ストレージにWestern Digitalの「WD_Black SN770 NVMe 1TB」を用意した。DeskMini B660の想定価格は3万2780円だが、本体を除いた金額は5万6000円前後になる（記事執筆時点）。

　さらに静音性と冷却性を強化したい場合は、NoctuaのCPUクーラー「NH-L9I-17XX」を追加してプラス6000円前後だ（検証ではCore i5-12400に付属する「Laminar RM1」を使用）。2スロット、ボード長20cmのビデオカードを搭載できるASRcokの新型ベアボーン「DeskMeet B660」が3万8000円前後なので、DeskMini B660＋本構成パーツなら、10万円以内に収まるだろう。

人気のパーツを使って、DeskMini B660を組んでみた

CPUクーラーには、Core i5-12400付属の「Laminar RM1」を使用

Laminar RM1は受熱ベース部に銅柱を採用している

エアースリットから見えるLaminar RM1のブルーのリングが良い感じだ

メモリーはKingstonの「HX432S20IBK2/32」（16GB×2、DDR4-3200 SODIMM）を使用

高コスパで人気のPCIe 4.0 NVMe SSDを使用した。読み込み速度は約5150MB/秒

静音性と冷却性ともに優秀なNoctua「NH-L9i-17xx」。通常モデルよりも高価だが、エアースリットからファンの色が見えるので、オールブラックモデルの「NH-L9i-17xx chromax.black」がイチオシだ

NH-L9i-17xx chromax.blackは、DeskMini B660に問題なく収まる

エアースリットとCPUクーラーファン間をつなげられるエアダクトのNoctua「NA-FD1」もあるのでおすすめだ

テスト環境　スペック
CPU	インテル「Core i5-12400」（6コア／12スレッド、最大4.40GHz）
ベアボーン	ASRock「DeskMini B660」（インテル B660チップセット、Mini-STX、BIOS 5.0.1）
メモリー	Kingston「HX432S20IBK2/32」（16GB×2、DDR4-3200 SODIMM）
ビデオカード	インテル UHD グラフィックス 730（CPU内蔵）
ストレージ	Western Digital「WD_BLACK SN770 NVMe 1TB」（1TB M.2 SSD、PCIe 4.0）
電源ユニット	120W ACアダプター
OS	Microsoft「Windows 11 Pro」