「まさにスマートグラス」なMRモード
初回起動時やアップデート時には、対応機種リストにあるAndroidスマホとの接続が必須となっています。それ以外のスマホにつないでも専用の「Nebula」アプリをインストールできないため注意が必要です。
通常時は、USB Type-C(DisplayPort)接続の外部ディスプレーとして動作します。バッテリーは内蔵せず、単体で使える機能はないので、常にスマホやPCとケーブルで接続した状態で使うことになります。
Nreal Airの可能性を最も感じるのが、専用のAndroidアプリで利用できる「MRモード」です。目の前にウィンドウを何枚も並べて使えるのは、まさに多くの人が期待しているスマートグラスといえるでしょう。
このモードでは「3DoF」が有効になり、画面は指定した位置に固定されます。それぞれの画面を見るには、実際に顔を向ける必要があります。卓上に複数のディスプレーを設置して作業するイメージです。
操作方法は、専用アプリを立ち上げたスマホ本体をレーザーポインターのように動かし、画面タップで指定した場所をクリックできます。文字入力をする際にはスマホのキーボードを利用する仕組みです。
YouTube動画の再生や基本的なWebサイトの閲覧はできるものの、細部の作り込みはこれからといった印象です。近未来的なデスクトップの雰囲気を体験できるモードといえるでしょう。
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