AMD 400/500最終アップグレードで新たな狩猟に備えよう!
『モンハンライズ:サンブレイク』が高解像度で快適に遊べる、AMDオススメ自作レシピを紹介
モンハンライズのパフォーマンスをチェック
Ryzen 7 5700X&Radeon RX 6400 Challenger ITX 4GのAMD Ryzen最終アップグレードコース(総額6万9000円前後)では、どの程度モンハンライズをプレイできるのか実際に見ていこう。テスト環境のマザーボードには、B550チップセット採用のASRock B550M PG Riptide、メインメモリーにDDR4-3200 8GB×2枚などを使っている。
テスト環境 | |
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CPU | AMD「Ryzen 7 5700X」(6コア/12スレッド、最大4.60GHz) |
CPUクーラー | サイズ「虎徹MarkII Rev.B(SCKTT-2100)」(空冷、120mmファン、サイドフロー) |
マザーボード | ASRock「B550M PG Riptide」(AMD B550、Micro ATX) |
メモリー | crucial「Ballistix BL2K8G32C16U4B」(8GB×2、DDR4-3200) |
ビデオカード | ASRock「Radeon RX 6400 Challenger ITX 4G」(Radeon RX 6400、4GB GDDR6) |
ストレージ | Western Digital「WD_BLACK SN770 NVMe 1TB」(1TB NVMe M.2 SSD、PCIe4.0×4) |
電源ユニット | SUPER FLOWER「LEADEX VI PLATINUM PRO 1000W」(1000W、80PLUS PLATINUM) |
OS | Microsoft「Windows 11 Pro」 |
フルHD&最高画質での60fpsプレイを余裕で実現
検証した画質は最高品質となるプリセットの「高」と、一段落とした「中」だ。レンダリング解像度は「150%」(高 デフォルト)と「100%」(中 デフォルト)にカスタマイズしている。テスト解像度は、Radeon RX 6400のターゲットとなるフルHD解像度と、4K解像度に次いで綺麗な表示でゲームを楽しめるWQHD解像度を選択した。
フレームレートの記録には「CapFrameX」を使用し、巨大な石の鳥居や、廃屋、川などがある「大社跡」移動時の平均(Avg)と1パーセンタイル点(min1%)を抽出している。
フルHD解像度、処理負荷「高」、「イメージクオリティ150%(高デフォルト)」では、1パーセンタイル点こそ60fpsを切った58.8fpsになったが、平均フレームレートは67.7fpsと十分な結果になっている。サンブレイクの描画負荷が見えていない状態ではあるが、「イメージクオリティ」を「100%」にすることで、フレームレートは平均119.4fps、1パーセンタイル点98.1fpsと大幅に伸びるので安心だ。
さらにWQHD解像度でのゲームプレイも、「高」と「イメージクオリティ100%」で十分遊べる点もポイントだ。
ついでに、人気においてモンスターハンターシリーズと双璧をなすMMORPGの「ファイナルファンタジーXIV」も検証してみた。本作のベンチマークソフトである「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」を使い、パフォーマンスをチェックした。
ファイナルファンタジーXIVはモンハンライズと違って描画負荷がかなり高くなるため、快適指標となる1万5000スコア超えは、フルHDと「標準品質(デスクトップPC)」になる。とはいえ、平均フレームレートは128.54fpsと、敵味方のエフェクトが飛び交うレイド戦も快適にプレイできる。
アップグレード前の性能次第だが、約7万円の予算でモンハンライズと、ファイナルファンタジーXIVを快適にプレイできるRyzen 7 5700XとRadeon RX 6400 Challenger ITX 4GBの組み合わせは、なかなか魅力的だ。