カレンダーの数字フォントが珍しく気になる
一方、この半年を通じていつも不思議に思ったのは、カレンダー窓に表示される数字の「1」というフォントの特殊性だ。スリムで横幅スペースをあまり必要としない「1」が単体で使用される場合や「11」の様に「1」だけが横並びになる時は上部にカギが付く通称「銀行数字」フォントになる。
しかし右横か左横に1以外の数字が並ぶときは、単なる線一本の形式になることだ。加えて月末の「31」という表示では、線一本表示の右側の1が数字の3より間違いなく高さが高い。極めて些細なことだが、筆者の持つほかの腕時計カレンダーではまず見ることのない光景なので、その理由が気になってしょうがない。
カレンダー機能付きの腕時計にとって表示する数字フォントは、腕時計の価値を左右する極めて重要な要素だと理解している。どうも筆者のウォーターベリー・レガシーの使用フォントは、同社のウェブに掲載されている写真のカレンダーフォントとは異なるものだ。
きっと筆者のウォーターベリー・レガシーが表示しているフォントは製品のバラツキではなく、レガシーで由緒あるレアな別フォントなのだろうと密かに期待している。しかし、素人ユーザーの筆者は、いまだに月何日かは見慣れずに違和感のある日を過ごしている。ひょっとしたら筆者のウォーターベリー・レガシーはTIMEXのパチモノなのかもしれない。それはそれで極めてレアで素晴らしいことだ。

今回の衝動買い
・アイテム:タイメックス「ウォーターベリー・レガシー/スカイブルー」(TW2V18200)
・購入:Amazon.co.jp
・価格:1万9800円
T教授
日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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