HUAWEI MateView GT 実機レビュー その4
34型湾曲ディスプレーの「HUAWEI MateView GT 34」はエンタメの没入感が段違い!
2022年02月22日 10時00分更新
「HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディション」は34インチ、UWQHD(3440×1440ドット)解像度、湾曲型、リフレッシュレート165Hzというスペックからもわかるとおり、ゲーミングに特化したディスプレーです。最終回の今回は実際にゲームをプレイした実体験をレポートいたします。
今回は激ハマリ中の「Fortnite」をプレイしてみました。最大フレームレートを165fpsに設定してみましたが、「ヌルンヌルン」という表現がまさにぴったりな滑らかな映像で、楽しく、有利に戦えます。もちろんフレームレートを高く設定する場合には、それに見合ったゲーミングPCを用意する必要がありますが、特に至近距離での撃ち合いなどで高速描画が威力を発揮することを実感できました。これは一度使ったら手放せないです。
また、34インチ、UWQHD(3440×1440ドット)解像度、湾曲型のディスプレーは、言うまでもなく没入感が高いです。ちょうどいい距離にディスプレーを設置すれば、ゲームプレイ中はディスプレー外のことを忘れてしまうほどの没入感を得られます。3台並べて視野角すべてを囲まれるような環境もぜひ試してみたいところですが、設置スペースを考えればやはり本製品が最適解だと思います。
不満点として指摘せざるを得ないのがスピーカーの非搭載。オーディオ出力端子も用意されていないので、スピーカーを設置する場合はPCから配線する必要があります。まあ、ゲーム、特にFPSをプレイする際にはゲーミングヘッドセットを必ず使うので個人的には支障ないのですが、ヘッドフォンなしで映画やミュージックビデオなどを鑑賞したい場合は、サウンドバー搭載の「HUAWEI MateView GT 34インチ サウンドエディション」の購入をオススメします。プラス約3000円の6万5801円でAmazon.co.jpから購入可能です(12月記事執筆時点)。
横長のUWQHD(3440×1440ドット)は実はビジネスにも使いやすいサイズ。3つのウィンドウを横並びで閲覧、作業しやすいんです。Windows 11なら「スナップ」機能で3つのウィンドウを素早く並べられます。ゲームだけでなくビジネス用途にもぜひご活用ください。
筆者は個人的には48インチの4K有機ELテレビをPC用ディスプレーとして使っていますが、今回、34インチ、UWQHD(3440×1440ドット)の「HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディション」を試用してみて、ちょうどいいサイズだなと感じました。没入感が高いわりに、圧迫感は少ないので、バランスがいいんです。
34インチ、UWQHD(3440×1440ドット)ディスプレーは価格がこなれてきました。他メーカーも含めて購入を検討し、年末年始のゲーム環境をぜひ充実させてください。ディスプレーはゲーム体験という点で最も費用対効果が高いですよ。
「HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディション」の主なスペック | |
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画面サイズ | 34インチ(21:9) |
パネル | VA |
解像度 | 3440×1440 |
リフレッシュレート | 165Hz |
コントラスト比 | 4000:1 |
輝度 | 350ニト |
表示色 | 10bitカラー(10億7000万色) |
色域 | 90% DCI-P3/100% sRGB |
映像入力端子 | HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1 |
本体サイズ | 約809×542×220mm |
重量 | 約9.34kg |
市場想定価格 | 6万2800円 |