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ASCII Power Review ― 第156回

「Xiaomi Pad 5」実機レビュー = カメラも画面もトップメーカーのクオリティーのAndroidタブだ!-倶楽部情報局

2021年12月20日 18時00分更新

文● ASCII倶楽部編集部

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 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「「Xiaomi Pad 5」実機レビュー = カメラも画面もトップメーカーのクオリティーのAndroidタブだ!」を紹介します。


 シャオミは11インチAndroidタブレット「Xiaomi Pad 5」を発売した。シャオミ製デバイスの例に漏れず、本製品は「高コスパ」が売り。最新ではないがハイエンド向けのプロセッサー「Qualcomm Snapdragon 860」を採用しつつ、6GB+128GB版で4万3780円、6GB+256GB版で5万4780円という、お求めやすい価格を実現している。

 今回本製品を購入したので、実機レビューをお届けしよう。なお今回のレビューにはキーボードカバー「Xiaomi Pad Keyboard」を含めているが、現時点では日本未発売となっている。

 

「Xiaomi Pad 5」6GB+128GB版:4万3780円、6GB+256GB版:5万4780円

スマホで世界を席巻するシャオミの技術力
さすがのスペック&お値段なのだ

 Xiaomi Pad 5は、OSに「MIUI 12.5 for pad」(Android 11ベース)、SoCに「Qualcomm Snapdragon 860」(オクタコア、最大2.96GHz)を採用。メモリーは6GB、ストレージは128GBまたは256GBを搭載している。本体カラーはコズミックグレーとパールホワイトの2色が用意されている。

 これ以外のスペックはすべて共通。ディスプレーは11インチWQHD+液晶(2560×1600ドット、275ppi、16:10、輝度500cd/m²、DCI-P3対応、10億色以上、リフレッシュレート120Hz)を搭載。リアには1300万画素(F2.2)、フロントには800万画素(F2.0)のカメラが内蔵されている。

 無線通信はWi-Fi 5(11ac)、Bluetooth 5.0をサポート。端子はUSB Type-Cとキーボードコネクター(金属接点)を備える。3.5mmオーディオジャックは用意されていない。

 本体サイズは254.69×166.25×6.85mm、重量は511g。バッテリーは8720mAhを内蔵し、バッテリー駆動時間は音楽再生で5日間以上、動画再生で16時間以上、ゲームで10時間以上とうたわれている。

 なお公式アクセサリーとしてキーボードカバー「Xiaomi Pad Keyboard」、デジタイザーペン「Xiaomi Smart Pen」が存在するが、前述のとおりキーボードカバーは日本で発売されていない。有線接続のキーボードカバーを日本で発売する敷居は高くないはず。公式アクセサリーだけに使い勝手がいいので、いまからでも国内市場に投入してほしいところだ。

パッケージには本体、ACアダプター、USBケーブル、説明書が同梱。キーボードカバー、デジタイザーペンは標準では含まれない

ディスプレーは11インチWQHD+液晶(2560×1600ドット、275ppi、16:10、輝度500cd/m²、DCI-P3対応、10億色以上、リフレッシュレート120Hz)を搭載

本体背面。カラーはこのコズミックグレーのほかにパールホワイトがラインナップされている

上面にはスピーカー×2、マイク、電源ボタン、下面にはスピーカー×2、マイク、USB Type-C端子を用意

右側面にはボリュームボタン、マイク、スマートペンチャージャー、左側面にはキーボードコネクターを配置

USBケーブルの長さは実測100cm

ACアダプターの型番は「MDY-11-EQ」。仕様は入力100-240V~0.6A、出力5V/3A、9V/2.23A、12V/1.67A、10V/2.25A

「Xiaomi Pad Keyboard」は日本未発売。AliExpressなどでは1万円前後で購入可能だ

「Xiaomi Smart Pen」(1万1800円)はオプション

本体の実測重量は509.5g

ACアダプターとUSBケーブルの合計重量は実測81.7g

Xiaomi Pad Keyboardの実測重量は367.5g

Xiaomi Smart Penの実測重量は12.1g

エンタメにもってこいの高画質とサウンド性能

 本製品を入手してから1ヵ月利用してきたが非常に気に入っている。まずエンタメ向けタブレットとしてまったく不足のないスペックを備えている。ディスプレーはリフレッシュレート120Hzを実現しており、対応ゲームを滑らかな動きでプレイ可能。リフレッシュレート120Hz対応自体はもはや珍しくはないが、4万3780円から入手できるタブレット端末としては評価できるポイントだ。

 またディスプレーがDolby Vision、4スピーカーがDolby Atmosに対応しており、YouTube、Netflixなどを臨場感の高い画質、音質で楽しめる。個人的にはもうちょっとボリュームが大きいとうれしいが、タブレット端末であることを考えれば十分納得できる。

 デジタイザーペン「Xiaomi Smart Pen」は、製品公式サイトに筆圧検知4096段階、サンプリングレート240Hzとしか書かれていないが、筆者が書道アプリ「Zen Brush 3」を試してみたところ、傾き検知に対応していることを確認できた。これ以外のアプリで傾き検知を試したわけではないが、シャオミはもっとこの点をアピールするべきだ。

 さて日本未発売のキーボードカバー「Xiaomi Pad Keyboard」は、当然かな刻印はないものの、日英切り替えは「Shift+Space」キーで可能となっており、ローマ字入力ユーザーであれば快適に利用できる。有線接続する本製品は当然技適などとは関係ない。どうしてもほしい方は、信頼できる海外通販サイトなどを利用するといいだろう。

ディスプレーの最大リフレッシュレートは120Hz。60Hzに設定すればバッテリーを節約可能

「荒野行動」などの一部ゲームではフレームレートを120fpsに設定可能だ

ディスプレーはDolby Vision、4スピーカーはDolby Atmosに対応。NetflixなどでHDRコンテンツを再生できる

「Xiaomi Smart Pen」は筆圧検知4096段階、サンプリングレート240Hzに対応する

製品公式サイトには記載はないが、「Zen Brush 3」で傾き検知が機能するのを確認した

「Xiaomi Smart Pen」は端末側面に磁力で吸着して、18分間でフル充電できる

「Xiaomi Pad Keyboard」のキーピッチは実測18mm前後。キーストロークは浅めだがクリック感は良好。なお日英切り替えは「Shift+Space」キーで可能

最新3Dゲームも快適に楽しめるパフォーマンス


 続きは「「Xiaomi Pad 5」実機レビュー = カメラも画面もトップメーカーのクオリティーのAndroidタブだ!」でお楽しみください。

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