G-Tune×eo光で勝利をつかめ!

ふり~だ氏絶賛! 最大10Gbpsの「eo光」と「G-Tune」ゲーミングPCがセットで利用できる月額サービス「Gaming Neo」の魅力とは

文●宮里圭介 編集●市川/ASCII

提供: マウスコンピューター

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

eo光の高速回線を体験したふり~だ氏に直撃インタビュー!

 サービスの特長や製品のラインアップを紹介したところで、実際にこの高速回線とゲーミングPCの組み合わせで、どのくらいの性能となるのかわかりにくい。そこで、大阪市内の某所にて1Gbpsの他社光回線と、10Gbpsのeo光回線を用意し、2つのネットワーク環境で実際のゲームで比較してみることにした。

 このテストに協力してくれたのが、「レインボーシックス シージ」の公式ゲームキャスターとして活躍しているふり~だ氏だ。

「レインボーシックス シージ」の公式キャスターとして、実況解説などを務めるふり~だ氏。ストリーマーや、動画作成などのコンテンツクリエイターとしても活動している

 使用したゲーミングPCは、Core i7-12700KとGeForce RTX 3060を搭載した、G-Tuneのミドルクラス「EN-Z-01EO」。回線の速度や品質で影響を受けやすいFPSジャンルから、ふり~だ氏と関連のあるレインボーシックス シージと、基本プレイ無料の「VALORANT」をチョイスした。

 まずは、純粋に回線速度を見てみよう。fast.comのサイトで試してみたところ、1Gbpsの他社光回線では大体470~600Mbpsといった速度を記録しており、1Gbpsの回線としては平均的な速度といえるだろう。これに対し、10Gbpsのeo光回線は5.8~6.7Gbpsと、単純に10倍以上の速度となっていた。

測るたびに速度は上下するものの、その多くは6Gbps台と高速。1Gbpsの他社光回線と比べ、実測でも10倍という速度は素直に感心してしまった

 ただ、大量のデータを送受信する速度だけでなく、いかに少ない遅延で通信ができるのかが重要だ。よくいわれる「Pingの応答速度が重要」というのは、この遅延についての話となる。

 「遅延の大きい環境だと、サーバーから同時にデータが送られてきても、遅延のぶんだけ表示が遅れます。例えばFPSでいうと、お互い同時に発見したにも関わらず、自分からは相手が見えないのに相手からは自分が見える、という状況になるわけです。また、先に行動して撃ったはずなのに、撃ったという情報がサーバーに届くのが遅れてしまうため、逆に撃ち負けてしまうということも考えられますね」(ふり~だ氏)

 もちろん、最近のゲームは遅延対策が取られており、ある程度の遅延ぶんを考慮して当たり判定を行なっていることが多い。しかし、それでも遅延が少ない方が画面に表示される時間は短くなるため、有利になるというのは変わらない。

 実際、どのくらい遅延に差があるのかを、VALORANTの「デスマッチ」、レインボーシックス シージの「クイックマッチ」のゲームモードで試してみた結果を簡単にまとめておこう。

テストプレイ中のふり~だ氏。画面上に遅延などの情報を表示し、それをチェックしながら普段通りプレイしてくれた

「レインボーシックス シージ」をテストプレイ中のふり~だ氏

「VALORANT」テストプレイ中のふり~だ氏

遅延ベンチ
タイトル VALORANT レインボーシックスシージ
通信速度 最小 最大 最小 最大
1Gbps(他社光回線) 14ms 34ms 9ms 17ms
10Gbps(eo光回線) 11ms 13ms 9ms 14ms

 VALORANTは見ての通り、かなり大きな差があるものの、レインボーシックス シージではそこまで差がないように見える。しかし1Gbpsの他社光回線の場合は遅延が安定せず、9~17msの間をウロウロとしていた。これに対して10Gbpsのeo光回線では、ほぼ9ms固定といっていいほど安定していた。

 とはいえ、回線速度が十分であれば、遅延にはほとんど関係ない。ではなぜ、明確にeo光回線の方が遅延が小さいのかといえば、それは自社で回線網を持っているからだ。

 多くの場合、プロバイダーと回線契約をするが、物理的な回線は、ほかの会社から借りたものとなる。局所的に速度が遅くなっていることがわかってもスグには対応できず、借りた元の会社の対応を待つしかない。

 これに対し、eo光回線は自社となるため、スグに増強に動けるのがメリット。ボトルネックを解消することで遅延を減らせるというわけだ。

 そしてもうひとつ強みとなっているのが、有名タイトルのサーバーまでピアリング接続している、という事実だ。インターネットの仕組み上、データはリレー式に転送されていき、複数の回線を経由してサーバーに届くというのが一般的。転送される回数が多いほど遅延も大きくなる。

 しかし、eo光回線のように直接サーバー、もしくはその近くまで自社で回線を引けるのであれば転送回数は激減し、それだけ低遅延で安定した通信が期待できるわけだ。これであれば、レインボーシックス シージの遅延がほぼ9msで安定していたことにも合点がいく。ちなみに、対象となるゲームタイトルは数十以上だというのだから驚きだ。プロゲーミングチームやeスポーツ施設への回線提供でも、かなり好評だという話だ。

 「今、ゲームのサーバーは東京にあることが多くて、関西方面にいる友達から話を聞くと、どうしても東京都内に住んでいる僕よりも遅延が大きくなりがちです。しかし今日こちらで試してみたところ、遅延が東京の自宅とほぼ変わらず、しかも安定していました。大阪でも東京都内とほとんど同じ遅延だというのが素晴らしいですね」(ふり~だ氏)

大阪市内で試しているというのに、東京にサーバーのあるゲームで遅延が小さく、しかも安定していることに感心していた

 この日テストを行なったのは、回線があまり混まない平日午後2時過ぎ。回線が混み始める夜や休日などは、さらに遅延が大きくなるだろうことは想像に難くない。それでもこれだけ安定しているeo光回線であれば、遅延を気にすることなく遊べるだろう。