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ガチで1日中バッテリーが持つ! ノートPCの使い方を変える1台

高級文具のような佇まいのスナドラ搭載Windows 2in1 PC「HP Elite Folio」

2021年11月15日 11時00分更新

文● 山口優/編集●村野晃一(ASCII)

提供: 日本HP

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利用シーンに合わせて変形できるユニークなディスプレー機構

13.5型WUXGA+(1920×1280ドット)液晶ディスプレーを搭載する。Corning Gorilla Glass 5を採用しているため、傷や衝撃に強いのも特徴

 ディスプレーは、サイズが13.5型、解像度がWUXGA+(1920×1280ドット)というスペック。アスペクト比は3:2で、一般的な16:9のフルHDディスプレーに比べると縦方向の情報量が多く、Webブラウジングや画像編集などがしやすくなっている。液晶はIPS方式のグレアパネルで視野角はかなり広い。映り込みはそれなりにあるが、最大輝度が400nitとかなり明るいので、日中の屋外でも比較的見やすかった。

 2in1 PCの場合、360°回転するヒンジ機構やデタッチャブルキーボードを採用した製品が多いが、前者だとタブレットスタイルで使う際にキーボードが背面にくるため持ちづらいというデメリットがある。後者の場合は取り外したキーボードの置き場所に困ってしまうこともしばしば。

 「HP Elite Folio」は、天板の中央を折り曲げられるようにしてディスプレー下半分が可動する構造を採用したことで、こういった2in1 PCの使いづらさを解消しているのが大きな特徴。可動部分はかなり頑丈にできているようで、頻繁に変形しても不安を感じることはなかった。

ディスプレーは天板の中央を軸に可動する仕組み

 ちなみにHPとしては通常の「ノートPCモード」と、ディスプレー下部をタッチパッドの手前まで引き出した「メディアモード」、ディスプレーを完全に折り曲げた「タブレットモード」の3モードでの使用を想定しているようだが、それ以外にもフォトスタンドのような形状にして使うこともできる。机の上に置いてペンでお絵描きする際など、少しディスプレーに角度をつけたいときなどはこのスタンドモード(?)で使うのが便利だと感じた。

一般的なクラムシェルノートPCと同じように使えるノートPCモード

ディスプレー下端をタッチパッドの手前まで引き出したメディアモード

ディスプレーを完全に折り畳んだタブレットモード

ディスプレーを折り曲げてフォトスタンドのような形にして使うこともできる

 キーボードはキーピッチが18.4mmあり、配列も標準的なのでタッチタイピングはしやすい印象。キーストロークは約1.3mmと浅めだが、しっかりとしたクリック感があって、タイプしたつもりが入力漏れになるようなことはなかった。バックライトや防滴機能も付いており、プレゼン時や就寝前、コーヒーブレイク時などの際に使いやすそうだ。

キーボードはキーピッチが18.4mm、キーストロークが1.3mmとなっている。タッチパッドはクリックボタン一体型で操作スペースに余裕がある

キーボードはバックライトが内蔵されており、暗所でもキーを判別しやすい

 タッチパッドはクリックボタン一体型。ボタンがないぶん操作スペースに余裕があり、通常のカーソル移動はもちろんだが、スクロールやマルチタッチジェスチャーなどもしやすかった。

 なお、キーボードの両サイドと本体側面の計4カ所に、老舗オーディオブランドのBang&Olufsenによるクアッドスピーカーが内蔵されている。ノートPC内蔵のスピーカーとしては音場も広く臨場感のあるサウンドを楽しむことが可能だ。

キーボード横と、本体側面(手前のスリット部分)にスピーカーが内蔵されている

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