絶対行きたい! この街のあの名所 第3回

ご当地煮干し系決定版! 「八戸らーめん」は昔懐かしい“ほっこり笑顔になれる”味

文●越智龍二 イラスト●サタケシュンスケ

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 青森県南東部に位置し、全国有数の水産都市として、また東北有数の工業都市として栄えてきた八戸市。国の名勝でもある種差(たねさし)海岸の自然が広がる海沿いの街は、ユネスコ無形文化遺産にも登録される三社大祭、約300店が出店する館鼻(たてはな)岸壁朝市、国の天然記念物でもあるウミネコ繁殖地の蕪島(かぶしま、写真)などで知られています。

 そんな八戸市で注目を集めているのが「八戸らーめん」。1928(昭和3)年頃、東京でラーメン屋台を経営していた鄭克銓(ていこくせん)さんが、市内に移住して開いた食堂「来々軒」で出したラーメンが大きな話題を呼びました。その昔懐かしの味を、2002(平成14)年の東北新幹線八戸駅開業を機に復刻させたのが「八戸らーめん」です。煮干し風味の透き通ったスープに、24番平パーマウェーブの縮れ麺を使用した“昔味”が特徴。全店同じレシピで作られる「八戸らーめん」は、現在市内外の18店舗で提供され、毎月1日には各店それぞれのサービスが受けられる「八戸らーめんの日」も開催されています。

食べ放題が人気の中華食堂

熊八珍

 食べ放題(2時間大人2300円、八戸らーめんは不可)も行われる豊富なメニュー構成で、子供からお年寄りまで家族みんなで楽しめる中華食堂が「熊八珍」。1982(昭和57)年の創業当時から人気の「ダールラーメン」(935円)と共に人気の「八戸らーめん」(638円)は、煮干しの風味が効いたあっさりとした味わいです。「八戸らーめんの日」には、チャーシューを1枚追加(写真は八戸らーめんの日)。 

DATA
住所:青森県八戸市根城1-37-9
電話:0178-45-9391
http://kumasan-japan.co.jp/dmgshop/kuma.html

ボリュームたっぷりの町中華

中国料理 正華

 「中国料理 正華(せいか)」は、市民に愛されるボリューム満点の町中華。「八戸らーめん会」の設立当初から提供している煮干し味の「八戸らーめん」(620円)は、ちょっと厚めのチャーシューがポイントで、「八戸らーめんの日」には餃子3つがサービスされます(写真は八戸らーめんの日)。ご飯の上にあんかけが乗った「正華飯」(810円)も評判です。 

DATA
住所:青森県八戸市内丸3-1-38
電話:0178-22-5980
食べログ:https://tabelog.com/aomori/A0203/A020301/2000651/

ランチタイムがお得なラーメン専門店

味のめん匠

 観光スポット「八戸屋台村みろく横丁」の中にあり、飲んだ後の〆のラーメンとして人気なのが、ラーメン専門店「味のめん匠」。八戸産煮干しと地鶏の青森シャモロックを使った「八戸らーめん」(650円、写真)は、あっさりした味わいで自家製麺にもよくなじみます。お昼時は500円のサービス価格になるほか、「八戸らーめんの日」には麺大盛(通常100円)が無料に。 

DATA
住所:青森県八戸市六日町10-1 八戸屋台村みろく横丁
電話:080-6011-8866
http://36yokocho.com/shop/2-1/

約100席の広い店内で煮卵入りの八戸らーめんを!

駅前ダイニング 櫟

 八戸駅前の建物内にあり、アクセス抜群なのが「駅前ダイニング 櫟(いちい)」。青森県産ヒラメを使用した「ヒラメ漬け丼」(2150円)、郷土料理の「八戸せんべい汁鍋定食」(2080円)など、地元の食材にこだわったバラエティ豊富なメニューがそろいます。こちらの「八戸らーめん」(830円、写真)は、八戸産の煮卵がトッピングされているのがポイント!  「八戸らーめんの日」には、チャーシュー1枚が追加。

DATA
住所:青森県八戸市一番町1-9-22 ユートリー 2F
電話:0178-23-4895 
http://www.youtree.com/kannai.html

チャーハン、餃子も絶品! 中華料理の老舗

金華楼本店

 「味噌ラーメン」(680円)が定番で、名店の誉れ高いのが、中華料理店「金華楼本店」です。こちらの「八戸らーめん」(620円、写真)は、昔懐かしい味わいが口に広がる一杯。「八戸らーめんの日」には、噛んだ瞬間にジューシーな肉汁があふれる餃子3つがサービスされます。塩味の香ばしい「チャーハン」(650円)は、ラーメンのお供におすすめ!

DATA
住所:青森県八戸市青葉1-17-27
電話:0178-43-5554
食べログ:https://tabelog.com/aomori/A0203/A020301/2004137/ 

自家製煮干しを使ったこだわりの一杯

いかめしや 烹鱗

 八戸駅の新幹線改札口からすぐの「ホテルメッツ八戸」にある「いかめしや 烹鱗(ほうりん)」は、新鮮な浜料理をリーズナブルな値段で味わえるお店。店内で手作りする「いかめし」(460円)、鶏ダシベースの「八戸せんべい汁」(630円)と共に好評の「八戸らーめん」(680円、写真)は、自家製煮干しダシを使ったさっぱりとした味わい。「八戸らーめんの日」はライスをサービス。

DATA
住所:青森県八戸市尻内町字館田1-1 ホテルメッツ八戸3F
電話:0178-70-2712
https://www.banrin.co.jp/shop/hourin/


 かつて市民を笑顔にした懐かしの味を復刻させた「八戸らーめん」。同じレシピで作られるとはいえ、各店のラーメンには細かな個性が見られます。自身の気になるお店が見つかったら、各店それぞれの“昔味”でほっこり温まりませんか?

※記事内の価格はすべて税込です。販売価格は予告なく変更される場合があります。
※この記事は、「つなぐ旅~東日本~ ひがしにほんトラベルガイド」から転載しています

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