今回レビューするのは、シャープの「AQUOS zero6」。zeroシリーズといえば、超軽量ボディーが特徴のミドルハイ機を揃えたシリーズです。前モデル「AQUOS zero5G basic」は5Gに対応したものの圧倒的な軽さが失われていましたが(182g)、今回その軽量ボディーが復活しました。
キャリアでは10月8日よりauが7万1585円、ソフトバンクが7万4880円、10月14日より楽天モバイルが6万9800円で販売しています(すべて税込)。「ブラック」と「ホワイト」が基本カラーとし、ソフトバンクと楽天モバイルは加えて「パープル」を取り扱っています。
本稿ではAQUOS zero6を1週間ほど使ったその使用感をレポートしていきます。
zeroシリーズ最大の魅力「軽量ボディー」が復活!
まずは本体から。手に取った第一印象としては、やはりその軽さに驚きます。決して本体が小さいわけではなく、縦は約160mm、横幅は約73mmと標準的なサイズを見れば、なおさら軽さが際立ちます。側面のフレーム部分はややチープさを感じますが、くびれがあるため指が引っかかり、持ちやすくなっています。使えば使うほど、圧倒的な取り回しの良さを感じました。
本体右側には電源ボタンと音量ボタンに加えて、アシスタントキーを搭載。ただし、右手で持ったときに親指が自然とあたる位置にあるので、思わず電源ボタンのつもりで押してしまうこともしばしば。もう少し下に配置したり、本体左側に置いたりしてもいいのではと感じました。
画面は、約6.4型のOLEDディスプレー。解像度はフルHD+(1080×2340ドット)。便利なのがハイレスポンスモード。アプリごとにリフレッシュレートを120Hzまで引き上げるように設定できる機能で、さらにゲームアプリなら240Hzまでアップできます。
また、AQUOSスマホというだけあって、テレビで培った映像美をじゅうぶんに楽しめます。長時間持っていても負担にならない軽さなので、映画やドラマをじっくり楽しめるでしょう。サウンド面では、本体から直接音を流していると、手に振動を感じるほど本体内部にかなり響きます。
![](/img/blank.gif)
この連載の記事
-
第494回
スマホ
「OPPO Reno11 A」は急速充電にも対応で4万円台を維持し大幅に進化した -
第493回
スマホ
ソニーのミドルクラス「Xperia 10 VI」は2眼カメラに変更も性能は大幅向上 -
第492回
デジタル
「Xperia 1 VI」は縦横比変更が賛否を呼んだが使い勝手的にはメリットしかない -
第491回
スマホ
高価だから間違えたくない! 今オススメの超高性能Androidスマホ3選 -
第490回
スマホ
ファーウェイの縦折りスマホ「Pocket 2」はミドルクラスながらカメラの仕上がりはかなりイイ! -
第489回
デジタル
「Zenfone 11 Ultra」日本導入! 小型プレミアム路線からの転向も、大画面でゲームもカメラもパワーアップ! -
第488回
スマホ
「Blackview Tab 9 Wi-Fi」は技適もあって手軽に使える11型タブレット! HD再生対応がうれしい -
第487回
スマホ
2億画素カメラと120W充電対応で6万円以下! さらに高コスパ化したシャオミ「Redmi Note 13 Pro+ 5G」 -
第486回
スマホ
折りたたみなのに薄い! 高性能で薄型軽量ボディーのvivo「X Fold Pro」 -
第485回
スマホ
デザイン優秀でおサイフ対応の「Nothing Phone(2a)」が5万円以下なのは間違いなく買い! -
第484回
スマホ
ハイネケンがSNS不可な世界一退屈なケータイを発売! デジタルデトックスに最適だ! - この連載の一覧へ