新色ピンクにさらなる強力カメラ！ iPhone 13、ASCII徹底大特集 第58回

進化を遂げたApple Watch Series 7とデビューに最適なSE、アップルは双方を取り込む

アップルが10月15日より発売する「Apple Watch Series 7」

Apple WatchとiPhoneを併用することで利便性が向上

　Series 7は、これまでApple Watchを使ったことのある人であれば、その進化を充分に実感することができる。過去のApple Watchと比べて、見た目の違いはあまりないが、確実に進化をして言えるのは間違いない。

　筆者は過去にApple Watchを落としてヒビが入ってしまったことがあるのだが、今回の耐亀裂性能は「待ってました」と思えるような進化に感じるのだ。

　また、ステンレススチールやチタニウムなど、ケースの素材の違いを楽しめるのもSeries 7の魅力と言えるだろう。ウェブサイトで画像を見るだけだと、その違いは全く伝わってこないが、アップルストアなどの店頭で実機を比べてみると、確かに質感だったり、重さなどでステンレススチールやチタニウムのほうがいいかもという気になってくるものだ。

　特に、いままでApple Watchでアルミニウムを使っていた人には、ぜひともその違いを感じて欲しい。

　一方で「とりあえず、Apple Watchを試しに使ってみたい」という人であれば、まずはSEからデビューするのがいいだろう。

　Apple Watchを装着すると、どんな風に生活が変わるのかを、お試し的に使ってみるのがちょうどいい。電話着信やメッセージなどの着信が手首でわかるのが意外と便利だ。マスクをつけた状態でもiPhoneのロック解除を、すぐにできるのには感動すら覚える。

　Apple Watchは日々の運動量を細かく記録し続けてくれるので、「健康的な生活を送ろう」という気にさせてくれるのもありがたい。

　まずはApple Watch SEのGPSモデルでApple Watchライフがどんなものかを実感し、満足できると納得すれば、次の買い換えのタイミングで最新で最高スペックのモデルに乗り換えればいいのだ。

　筆者はApple Watchを初代が発売された2015年から使い続けているが、まだまだユーザーが少なく歯がゆい思いをしている。

　iPhone単体でも生活に困りはしないが、Apple Watchと併用すると、もっと時間を効率的に使え、無駄のない生活を送れるような気がしてならない。

　すでにApple Watchを使っている人は、さらに充電時間が短くなり、見やすいSeries 7に買い換えるのが望ましいし、まだ未体験の人はSEからデビューすることを強くお勧めしたい。

 

筆者紹介――石川 温

　スマホ／ケータイジャーナリスト。「日経TRENDY」の編集記者を経て、2003年にジャーナリストとして独立。ケータイ業界の動向を報じる記事を雑誌、ウェブなどに発表。『仕事の能率を上げる最強最速のスマホ&パソコン活用術』（朝日新聞）、『未来IT図解 これからの5Gビジネス』（MdN）など、著書多数。

■関連サイト

• Apple Watch Series 7
• watchOS 8
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