このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

新色ピンクにさらなる強力カメラ! iPhone 13、ASCII徹底大特集 第65回

スキマ時間に遊ぶなら「iPhone 13 Pro Max」を持っておけば間違いなし!

これがモバイルの最先端か……!「iPhone 13 Pro Max」で進化を感じる極上のゲーム体験

2021年12月18日 17時00分更新

文● Zenon/ASCII 編集●飯島恵里子/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アップルの「iPhone 13 Pro Max」と「iPad mini」(第6世代)をゲーム機として見た場合にどんな強みがあるのか。普段はコンシューマー機を中心に遊んでいるライターが実際に触り、レビューする。

 すでに性能や使い勝手に関するレビューはASCII.jpでも紹介しているが、今回はこれらを「ゲーム機」として見た場合、どんなところに強みを感じられるのか、どのような体験ができるのかについて、紹介していこうと思う。

美麗なグラフィックを生み出す最先端技術

 「iPhone 13 Pro Max」では「Super Retina XDR with ProMotion」ディスプレイが採用されている。これが何かと言うと、いわゆるリフレッシュレート「10Hz〜120Hz」を自動調整してくれる技術だ。

 たとえば、敵の大群が出現したときなど、圧倒的なグラフィックス性能が必要な時はリフレッシュレートを上げ、静止状態などハイパフォーマンスが必要ない時はリフレッシュレートを下げてくれる。それによりバッテリーを節約し、より長持ちするようにしているという。

 試しにフル充電状態から普通にゲームプレイした場合、3時間ほど経ってもバッテリーは60%以上残っていた。モバイルでこれだけもてば、体感としても長持ちしているなと感じる。

 また、グラフィックス性能を決めるGPUには「5-Core GPU」を採用。激しいエフェクトや緻密なディティールまで表現でき、AAA級タイトルであっても非常に美しい描写を実現しているとのこと。

miHoYoのオープンワールドRPG『原神』より。プレイヤーは幻想世界「テイワット」の旅人となり、生き別れた兄妹を探す冒険を繰り広げる。暖かみを感じるアニメ調の3Dグラフィックが特徴で、iOS/Android/PlayStation 5/PlayStation 4/PCで遊べるクロスプラットフォームに対応しており、幅広いユーザーを獲得している

とある街中の画像。操作キャラクターは衣装の細部までクッキリと描写されている。実際の画面で見ると、より美しい

なかでも美しいと感じたのは、「光」の表現。影を作る明暗はもちろん、パチパチと爆ぜる火花や、水面および金属面での反射表現などもリアルに描写できていた

 「iPad mini」も「iPhone 13 Pro Max」と同じく、GPUには「5-Core GPU」を採用している。どちらも美しいゲーム画像で楽しめるが、「iPad mini」のほうが画面が大きいためプレイしやすいと感じた。ただこれは好みで分かれる程度の差と言えるだろう。

中央の島は草まで描写されており、かなり遠景まで綺麗に見渡せる。オープンワールドゲームなど景色も楽しむタイプのゲームの場合、遠くの景色を映せるかどうかで没入感はかなり違ってくるのでこれは重要なポイント

 また、「P3高色域」と「反射防止コーティング」が施されているため、光が強い場所でも画面がクッキリと表示される。場所を選ばずゲームができるというのは、携帯ゲーム機のように扱うなら外せないポイントと言える。

 なお、「iPhone 13 Pro Max」「iPad mini」いずれも、コンシューマー用ゲーム機のコントローラーと接続できるのは忘れずに推しておきたい。今回プレイした『原神』はタッチパッドでもプレイできるが、筆者の場合はコンシューマーメインで遊ぶことが多いため、やはり「慣れ」のぶん、快適さが違った。

 接続はBluetoothなので、コントローラーの充電機器が別途必要な点に注意してほしい。それさえクリアすれば、出張先や旅行中のホテルなどでも、端末とコントローラーだけで快適に遊べる環境を作れる。

 さらに、「iPhone 13 Pro Max」「iPad mini」いずれにも「集中モード」が搭載されている。ほかのアプリの通知をフィルタリングして、プレイ中のゲームに没頭できるモードだ。没頭し過ぎて家族からの連絡に気付かず叱られる、といったミスには気を付けてもらいたい(実話)。

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中