このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第297回

中古モトコンポをミリタリー風にリペイント 作業のジャマになったのは「虫」でした

2021年09月19日 17時00分更新

文● むきみ(@TK6506) 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

蚊のせいで下塗りに失敗!

 2段目も、塗る方向は1段目と同じでも反対向きでもどちら向きでも大丈夫。さっき塗ったところに少し重ねて吹き付けますが、もし塗り終えた部分との間に隙間ができてしまっても気にしてはいけません。とりあえず最後まで吹いちゃいます。

 ここで、あっ! と思ってあわてて戻ったりすると、そこだけ吹き過ぎになったりして失敗の元。塗り始めたら途中で止めたり戻ったりは厳禁です。

 同様にして3段目、4段目と塗って下塗りは終了。いったん乾かします。が、ここでまた失敗が……。薄く塗れとか戻るなとかエラソーに語りましたが、まんまと塗り過ぎて塗料が溜まり、左のカウルに盛り上がりができてしまったのです。

ちょっとわかりにくいですが、色が明るい部分が盛り上がってしまっています

 流れたり垂れたりはしませんでしたが、痛恨のミス! やり直し!

 失敗の原因は蚊でした。あの蚊。耳元に飛んできた蚊にビクッとなって、手が止まってしまったんですよね。ほんのコンマ何秒とはいえ同じ部分を塗り過ぎてしまいました。なんというダサさでしょう。

失敗をリカバリー

 最悪、最初からやり直すしかないですが、とりあえずこの部分だけ剥がして補修を試みました。この時気をつけなくてはいけないのが、慌てずに周囲が乾くまで待つこと。生乾きの状態でやろうとすると余計な部分までデロデロになってしまいます。

 15分では中まで乾かないかもしれないので1時間待って作業開始です。

失敗した部分を#400の紙ヤスリで削り取り、#400の耐水ペーパーで軽く磨きました

 厚塗りになってしまった部分を中心に、直径10cmぐらいの範囲を#400の紙ヤスリで研磨します。溜まったところだけを削ろうとするとその部分だけ削り過ぎて凹んでしまったり周囲との間に段差ができてしまったりするので、様子を見ながらなるべく平らになるように。

 磨き終わったら次は#800の紙ヤスリ。サーフェイサーはこんな狭い範囲には吹き付けられないので使いません。最後は#1000の紙ヤスリで磨きました。

失敗し部分だけにシュシュっと塗料を吹き付けてごまかします

 失敗部分の塗料を除去できたら部分塗装をします。吹き過ぎるとまた溜まってしまい失敗を繰り返すことになるので、ササッと軽めに1往復。2、30cmぐらいの範囲にシュシュッと吹き付けます。

下塗りと補修が終了。上から2つ目のカウルの明るいところが補修部分。ちょっとツヤが出てしまいました

 ルーバーの後ろあたりの補修部分が明るく見えるのは気のせいではなく、重ね塗りしたせいか下地の違いか、ちょっとツヤが出てしまったため。ただ、塗りたてで乾いていないせいでもあるので、乾けば周囲の色に近づくはずです。

上塗りして完成のはずが

 下塗り後は1時間放置して乾燥させ、2回目の塗装へ。これが仕上げの上塗り塗装になります。さっき補修した部分はやっぱり少しツヤがありますが、色は十分乗っている感じ。この2回目の塗装で周囲と同じ質感になるはずです。

 上塗りも蚊に気をつけながらシューっと、できるだけ一定の速度で横に塗っていきます。さっき失敗しているのでくれぐれも吹き付け過ぎないように。足りなければ3回塗ればいいやぐらいの気持ちで塗ります。

 幸い2回目の塗装で失敗跡はすっかり見えなくなったので、あとは乾燥を待つだけ……のはずでしたが、ここでまたアクシデントが! 気付いたら小さい虫がくっついていたのです。また虫!

サイドカウルに小さい羽虫が。剥がしたら羽根だけ残ってしまいました……

 乾燥する前なら取り除けるかなと思ってピンセットで摘んでみたんですが、時すでに遅し。身体は取れたものの、羽根はしっかりと残ってしまいました。

再度補修して今度こそ完成

 こうなったら慌てても仕方ないので、乾燥を待ってからまた補修をします。今度はまずは磨くだけ。羽根はごく薄いし表面にくっついているだけのように見えるので、さっきのようにがっつり塗装を剥がさなくても研磨でなんとかなるかもしれません。

 研磨に使ったのは耐水ペーパー。水を付けて使う耐水性の紙ヤスリで、粉が出ない、熱くならない、目詰まりしにくいのが特徴です。水で摩擦が減るせいか削れ方がマイルドな感じがするので、こういう時にはちょうどいいかなと思います。

 そして#800の耐水ペーパーに水を付け、押し付けたり大きな力をかけたりせず、そっと撫でるように往復させること数回。無事、羽根が取れました。やはり塗料の中に入り込んでいたわけではなく、ほんの少し貼り付いていただけのようです。艶消しのためか擦った跡も全く見えないし、これなら大々的な補修は不要です。

カウルの完成です!

 というわけでカウルの塗装がようやく完了! すぐにでも取り付けてみたいところですが、耐チップ性が十分な状態になるまで1週間の我慢です。

十分に乾燥させたあと取り付けてみました。いい感じ!

 念のため1週間以上待ってから取り付け。思った通りのミリタリー風になりました!

 サイドモールやフロントフェンダー、シートなどは元の黒のままです。このあたりも塗ろうかどうしようか迷ったんですけど、純正色のカウルやミリタリー調ではない色のカウルも欲しいんですよね。付け替えて楽しみたい。その時に困っちゃうので、ここはとりあえず塗らないでおこうと思います。でも予備パーツが手に入ったら塗ってみてもいいかも。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ