クラウドファンディング発で特徴的なスマホを提供し、FeliCaに対応した3型の超小型スマホ「Jelly 2」も話題になっているUnihertz。最新モデルとしてQWERTYキー付きの小型端末「Titan Pocket」をリリース。Kickstarterのバッカーの元に先週末から製品が順次届いているようだ。まずは簡単なフォトレポで紹介しよう。
そのUnihertzからは、2019年に「Titan」が登場。もはやレアなQWERTYキーにほぼ正方形のディスプレーを組み合わせたストレート型端末という点は、Titan Pocketと共通(防水対応はTitanのみ)。QWERTYキー付きながら、4.6型のスクエア液晶は情報量的にはなかなかだったが、横幅92.5mm、重量303gという本体はなにしろ巨大。ハードキーの存在以上にユーザーを選ぶ端末ではあった。
その点、Titan Pocketは横幅73.2mm、重量は216gと、片手に収まるサイズとなっている。もちろん画面サイズは3.1型(716×720)と小さくなっているが、SNSやテキストエディターで使うには大きな不満は無い。ただし、スクエア液晶を前提にしていないアプリ(ウェブアプリ含む)はもちろん、ブラウザーでは広告ありのウェブサイトの表示などで厳しくなることも。ユーザーの工夫は基本的に常に求められる。なお、ディスプレーは画質的には今時のスマホと比べるとやや見劣りするが、明るさは十分なので見やすさという面ではそれほど不満は無かった。
そのほかのスペックは、MediaTek Helio P70(2.1GHz、オクタコア)、6GBメモリー、128GBストレージ、16メガカメラ(イン8メガ)、指紋センサー、デュアルSIM、4000mAhバッテリー、Android 11など。ネットワーク面では、短い時間試した限りではドコモ/au/ソフトバンクの各ネットワークのSIMはVoLTEも含めて利用できた(楽天は「LTE only」の設定が必要)。
Unihertzのこれまでの例では、国内でもAmazon.co.jpなどでの販売があると予想できる。一般販売での価格は299.99ドル(約3万3000円)と告知されている。
「Titan Pocket」の主なスペック | |
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メーカー | Unihertz |
ディスプレー | 3.1型液晶 |
画面解像度 | 716×720 |
サイズ | 73.2×132.5×16.8mm |
重量 | 216g |
CPU | MediaTek Helio P70 2.1GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSD |
OS | Android 11 |
対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13 /17/18/19/20/25/26/28A/28B/66 /34/38/39/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz) |
カメラ | アウト:16メガ/イン:8メガ |
バッテリー容量 | 4000mAh |
FeliCa/NFC | ×/○ |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
USB端子 | Type-C |
イヤホン | ○ |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
