このページの本文へ

激安の格安SIMと同時翻訳オンライン会議システムを発表した「RemoSpace」とは?

2021年09月03日 09時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 RemoSpaceという会社が、新しい通信サービスと、同時翻訳ができるオンライン会議シムテムを発表すると聞き、今日2日に開催された発表会を取材しました。

 RemoSpaceは今年4月に設立された新しい会社ですが、発表会に登壇したのは、モバイル業界ではよ~く知られている方でした。あの増田 薫さんです。かつて、プラスワン・マーケティングという会社で「FREETEL」ブランドのスマホ事業を展開し、経営破綻後に、TAKUMI JAPANという新会社を設立し、「eTalk」という翻訳機をリリースし、さらにスマホや格安SIMも手がけるなど、なにかと注目を集めることが多いお方です。

発表会でプレゼンテーションを行なったRemoSpace株式会社 ファウンダーの増田薫氏。モバイル分野を取材するメディアや記者にとっては顔なじみとも言える存在

 ですが、増田氏はRemoSpaceのCEOではなく「ファウンダー(創業者)」とのこと。ちなみに、代表取締役でCEOの大仲泰弘氏は、プラスワン・マーケティング時代から増田氏と一緒に仕事をされている方なので、RemoSpace自体がプラスワン・マーケティングの流れを汲む会社と捉えてよさそうです。

月額990円で10GBまで使える「REMOモバイル」

 今回発表されたサービスは2つ。まずは「REMOモバイル」。いわゆる格安SIMサービスです。セールスポイントはスバリ安さ。データ専用で1GBは月額490円から利用でき、10GBは月額1280円。しかも、初回1万人限定で、解約するまでずっと安くなる「リモ割」が提供されます。これにより5GBは月額890円、10GBプランは月額990円で利用可能に。さらに、通常は3300円の初回手数料が2200円に割引されます。

「REMOモバイル」の特徴

「REMOモバイル」の利用料金。業界最安値を目指したとのことだが、データ専用プランのみで、容量によっては他社のほうが安い場合もある

1万人限定の「リモ割」によって、5GBと10GBはお得に利用できる

 利用する回線はドコモのみで、当面は4G LTEまでを提供。将来的には5Gにも対応させる予定で、ニーズに合わせてサービス内容を拡張することも考えているそうです。

「REMOモバイル」は、RemoSpaceのeSHOPで申し込める。https://www.remospace-eshop.com/

同時翻訳でオンライン会議ができる「RemoSpace」

 もうひとつ発表されたのが「RemoSpace」というサービス。コロナ禍で普及したオンライン会議に、海外出張に行きづらいことでニーズが高まっている同時翻訳を融合させたシステムです。

「RemoSpace」は同時翻訳機能付きオンライン会議アプリといった印象

「RemoSpace」の特徴

最大のメリットは、異なる言語を話す人と会議ができること

 たとえば、日本語を話す人と英語を話す人、中国語を話す人の3人でオンライン会議をする場合、3人がそれぞれの言語で話しても、日本語を話す人には、他の2人が話す言語が日本語に翻訳されて表示されます。英語を話す人には、英語の翻訳、中国語を話す人には中国語の翻訳が表示されるわけです。

 海外のビジネスパートナーやクライアントなどとオンライン会議をする場合に、英語が苦手な人がコミュニケーションに苦労することはなく、通訳を雇ったりする必要もなくなります。会議中の音声がテキスト化されるので、会議終了後に、そのテキストを丸ごと議事録としてダウンロードすることもできます。

 発表会では、実際の利用シーンを録画した映像が公開されましたが、会議中の操作は一切不要で、言語に関係なく、話し手を自動で認識して、聞き取った元の言語と翻訳結果が表示されました。

Androidスマホでの利用シーン。日本語と中国語でのやり取りを、それぞれの言語に翻訳する設定にした場合。「タオバオ」などの固有名称も正しく翻訳されていた

このようにテキストだけを表示させることもでき、キーボードで入力したテキストを翻訳することも可能

 サービス開始当初は、日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語、ベトナム語の5ヵ国語に対応し、今後112言語に拡大する予定とのこと。対応OSはWindowsとAndroidですが、iOSにも対応予定で、macOSへの対応も検討しているそうです。

9月2日に開始されたばかりのサービスだが、すでにいくつかのアップデートが予定されている

 「RemoSpace」は、主にB2Bのサービスになるため、発表会では具体的な利用料金は明かされませんでした。とは言え、通訳を雇用したり、オンライン会議専用の通訳サービスを利用したりするよりも経済的とのこと。

「RemoSpace」の料金体系。導入後のアップデートやサポートは無料

コストや導入のしやすさがアドバンテージ

興味がある人は、RemoSpaceのウェブサイトの問い合わせ窓口から相談できる。https://remospace.com/contact/

「RemoSpace」を取り扱う代理店も募集中

 発表会の後で、実際にRemoSpaceの方々が使う様子もチラリと見せていただきましたが、相手が話した言葉が次々に翻訳されて表示されるのは非常に便利。一般ユーザー向けにも提供してほしい!と思ったりもしました。今後のサービス拡張にも期待しましょう。

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン