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デザインも付属品もプロ・ミュージシャン・クオリティなのだ

ROG Zephyrus G14 AW SE 実機レビュー = アラン・ウォーカーと同じマシンでDJしよう!

2021年09月15日 11時00分更新

文● 写真 ジャイアン鈴木 編集● ASCII

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「Ryzen 9 5900HS」に「GeForce RTX 3050 Ti」の実力は?

 最後にパフォーマンスをチェックしよう。まずCPU性能だが、「CINEBENCH R23」は13154pts、「CINEBENCH R20」は5094pts、 「CINEBENCH R15」は2226cbを記録した。同じく「AMD Ryzen 9 5900HS」を搭載する「ROG Zephyrus G15」が13332pts、5023pts、2225 cbだったので、ほぼ同等のスコアだ。ボディーサイズは異なるが、両者の冷却効率は同レベルである。

ベンチマークは、「Armoury Crate」の動作モードを「Turbo」、「AMD Radeon Software」の「AMD FreeSync」を無効、「NVIDIAコントロールパネル」の「プレビューによるイメージ設定の調整→マイプレファレンスを使用する」を「パフォーマンス」、「NVIDIA GeForce Experience」の「ゲーム内のオーバーレイ」を無効に設定して実施している

「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は13154pts、R20は5094pts、R15は2226cb

「CINEBENCH R23」実行中のCPUの平均クロック周波数は3937.41MHz、最大クロック周波数は3999.2MHz、平均温度は87.87度、最大温度は95度(室温22.1度で測定)

 3Dグラフィックス性能については、「3DMark」のTime Spyは6197、Fire Strikeは13241、Wild Lifeは32875を記録。「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」では、1920×1080ドットで「8061(快適)」、2560×1440ドットで「5736(やや快適)」という値が出た。ディスクリートGPUが「NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU」ということで、新しめの高負荷なゲームは基本的にフルHD解像度でプレイしたほうがいい。

「3DMark」のTime Spyは6197、Fire Strikeは13241、Wild Lifeは32875、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(標準品質、2560×1440ドット、フルスクリーン)のスコアは5736(やや快適)

 ストレージ速度は、「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)で3176.35MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)で1774.45MB/sを記録した。PCIe Gen3 x4接続のSSDとしては順当な結果だ。

 バッテリー駆動時間は、ディスプレー輝度40%、バッテリー残量2%までという条件で、バッテリーベンチマーク「BBench」を実行したところ、8時間26分50秒となった。ハイパフォーマンスなCPUを搭載しているが、ブラウジングなどを中心にした使い方であればモバイルノートPCとしても利用できるだけのスタミナ性能を備えている。

「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は3176.35MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は1774.45MB/s

速度計測中のキーボード面の最大温度は51.4度(室温22.4度で測定)、底面の最大温度は51.7度、ACアダプターの最大温度は38.9度だった

世界的DJとお揃いのノートPCをゲットするチャンスなのである

 本製品はそもそも、アラン・ウォーカーとROGのコラボレーションによって1台だけ作られた特別仕様の「ROG Zephyrus G14」が元になっており、ファンの声に応える形で一般向けに販売が開始されることになった。世界的DJとお揃いのゲーミングノートPCを手に入れたいという方にとって、千載一遇の機会だ!

ボディーの随所に取り入れられているアクセントカラーの「スペクターブルー」は、2015年にリリースしたヒット曲「The Spectre」に由来している

「The Spectre」

 

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