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ゼンハイザーがスマホのVlog/テレワークに便利な高音質ピンマイク

2021年08月20日 09時00分更新

文● ASCII

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 ゼンハイザージャパンは8月20日、スマホを使った動画制作に便利なピンマイクのセット「XS Lav Mobile Kit」を発表した。「消費者とクリエイターの垣根が曖昧になる中、映像の品質に音声が追い付いていないと感じる層が一定数いる」とし、スマホ撮影時でも良質な音質を提供することを目的に開発した製品となる。

XS Lav Mobile Kit

 同社はMKE 2/MKE 1といった業務用クリップオンマイクを開発している。こうした機器の開発や舞台・映像制作の現場で培ったノウハウを反映し、プロの安心感をコンシューマーにも届けるというのがコンセプトだ。

スマホやタブレットで高音質に音声収録できるラベリアマイク

 XS Lavはコンデンサー式の「ME 2カプセル」を使用。等価ノイズレベル32dBとS/Nが高く、クリアで聴こえやすい声になるゼンハイザーならではのチューニングを施している。傾向としては、ブライトで高域が伸び、ディップを削り、こもり感の少ない音調だという。接続方法は3.5mm4極端子(TRRS)、USB 2.0 Type-C端子経由の2種類が選べ、USB Type-C端子のモデルに伊マンフロット製の三脚、スマートフォンクランプ、ポーチ、風防などが付属したMobile Kitも用意されている。

 本体は直径10.5mm/重量19g(TRRS端子の場合)と小型軽量で、装着時に目立ちにくく、取り回しもしやすい点が特徴。本体に付属する風防は一般的なウレタン素材で覆うだけでなく、下端にラバー素材も使い、外れにくくしている。

 無指向性ということで、取り付け位置や距離などの影響を受けにくい点も特徴。TikTokで活動中で、一足先に製品を試した東京グルメさんのコメントによると、自宅で録音する際、机かソファーか、顔の近づけるかどうかなど、周囲の環境で録れる音が大きく変わってしまう。これはしょうがないことだと思っていたが、時間を置いたり場所を変えて、重ね取りなどをする際に苦労していたそうだ。XS Lavではその現象がなくなり、状況に関係なくフラットな音が取れる点に利便性を感じたという。

 価格はオープンプライスで、TRRS接続の「XS Lav Mobile」が実売7700円、「XS Lav USB-C」が実売8800円、XS Lav USB-C Mobile Kitが1万4300円前後になる見込み。発売は9月2日を予定している。

動画制作だけでなくテレワーク(ウェブ会議)にも便利だ。

 なお、XS Lav Mobile(50Hz~18kHz、120dB SPL)とXS Lav USB-C(70Hz~18kHz、110dB SPL)では周波数特性などが異なるが、これはアナログ信号をデジタル信号に変換する際、チップの特性に合わせて、ローカットをしたほうがいいためだという。また、USB Type-C入力時のフォーマットは最大48kHz/16bitとなり、Windows、Mac、Android搭載機、iPadなどで利用できる。

デジタル一眼とスマホを併用するユーザーに向けたキットも

 合わせて同社は「MKE 200 Mobie Kit」「XSW-D Portable LAV Mobile Kit」も発表した。こちらはデジタル一眼との接続を意識した製品だが、ミニ三脚やスマートフォンクランプなどの付属品を同梱したセット製品となっている。撮影環境に応じて、スマホとデジタル一眼を併用する動画配信者は多く、そのニーズに応えるためだという。

MKE 200 Mobie Kit

 MKE 200は、水平90度の指向性を持ったスーパーカディオイド型マイクカプセルを使用。本体にメッシュレイヤー構造によるウィンドプロテクションを装備しているが、、さらに付属の風防を使用することで、風の強い屋外など過酷な環境でも利用できる。ショックマウントはこだわりのポイントで、ハンドリングノイズやマシンノイズをカットしてくれる。耐久性についても優れており、ネジ上のロッキンジャックで不要なコネクター抜けを防げる安心設計にもなっている。キットには3.5mm TRSケーブル、3.5mmTRRSケーブルも付属する。価格はオープンプライスで、実売価格は1万9800円前後になる見込み。発売は9月2日。

MKE 200

ショックに強い構造

 XSW-D Portable Lavは、デジタル一眼のホットシューに装着できる受信機(XSW-D)とマイク接続用の送信機をセットにしたワイヤレスシステム。オートマチック周波数マネジメント機能を持つ点が特徴。送信機はひとつだが、電波は常時2本とんでおり、片側が常に安定した接続ができるチャンネルを常にスキャンし続けている。仮にWi-Fiなどの干渉があったとしても、音途切れがないほうに自動的に移行するため、使用する機器が多い2.4GHz帯の通信でも高い安定度が得られるという。

XSW-D Portable LAV Mobile Kit

ワイヤレスなので離れた場所にカメラを置いた自撮り収録にも便利

 電波は3.9msの低遅延で、満充電で連続5時間稼働させられる。また、1時間で50%の急速充電にも対応する。送信機と受信機は出荷時にペアリング済みとなり、ワンタッチでシンプルに使える点も特徴だ。キットにはME 2-IIマイク、3.5mm TRS-TRSケーブル、3.5mm TRS-TRRSケーブル、コールドシューマウント、ベルトクリップ、USB充電ケーブルなども付属する。価格はオープンプライスで、実売価格は4万7300円前後になる見込み。発売は9月2日。

別売オプションの「CL 35 USB-C」は、3.5mmをUSB Type-Cに変換するケーブル。実売4000円程度。

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