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ファーウェイ通信 第153回

第11世代Coreシリーズを搭載した最新ハイエンドモデルが登場

タブレットを追加ディスプレーにできる! ファーウェイの高性能モバイル「HUAWEI MateBook X Pro 2021」レビュー

2021年08月31日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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ファーウェイ製タブレットとの連携では
同じ画面を表示させたり、セカンドディスプレーにもなる

 最後に、他のファーウェイ製端末との連携機能を見ていこう。ファーウェイ製スマホやタブレットと組み合わせて利用できる「マルチスクリーンコラボレーション」が進化している。

HUAWEI MatePad 11をセカンドディスプレーとして活用可能

 特に利便性が高く、注目してほしいのがタブレットとの連携強化だ。ファーウェイ製タブレットの最新モデルである「HUAWEI MatePad 11」と組み合わせて、HUAWEI Matebook X Pro 2021のディスプレー領域を拡張してセカンドディスプレーにしたり、ミラーリングで同じ画面を表示することが可能になった。

HUAWEI Matebook X Pro 2021に標準搭載の「PC Manager」からどのように連携するか設定できる

 実際にセカンドディスプレーとして利用してみたが、カーソルの移動や表示がスムーズでWindowsのデスクトップ操作はまったく違和感がなかった。また、ミラーリング表示時はオプションのスタイラスペン(「HUAWEI M-Pencil 2」)による操作にも対応する。

 在宅ワークが一般化し、作業効率を向上させるためにセカンドディスプレーの存在は重要度を増しているが、設置場所などのハードルは残っている。タブレットを拡張ディスプレーとして活用できるのは便利に感じる人が少なくないはずだ。

 もちろんこれまでと同様、HUAWEI MatePad 11では通常どおりに動作させつつ、ファイルをドラッグ&ドロップしてやりとりすることも可能。場面に合わせて、複数の連携スタイルを選べるようになっている。

 なお、スマホとの連携も進化している。最大3画面までのスマホアプリを同時にPCの画面上に表示することが可能になったのだ(NFCに対応したEMUI 11以上のモデル)。これにより、たとえば、友人と同じウェブ動画を見ながらチャットを楽しむことなどができる。PCのキーボードを使用してスマホアプリを操作できるので、テキスト入力はスマホよりPCという人には便利な機能となるだろう。

HUAWEI Matebook X Pro 2021にファーウェイ製スマホの画面を表示。複数アプリを同時に表示してPCのキーボードなどで操作できる

 HUAWEI Matebook X Pro 2021は、ファーウェイ公式オンラインストア「HUAWEI STORE」のほか、家電量販店やECサイトなどで発売中。市場想定価格は27万4780円(税込)。ハイエンドモバイルPCとしてふさわしい性能やデザインを持ちつつ、使い勝手面でも新しい領域に入った注目の製品と言える。

「HUAWEI MateBook X Pro 2021」の主なスペック
ディスプレー 13.9型LTPS液晶
タッチ対応
画面解像度 3000×2000ドット
CPU Core i7-1165G7
(4コア/8スレッド)
(2.8GHz、最大4.7GHz)
グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス
メモリー 16GB(LPDDR4x)
ストレージ 1TB SSD(PCIe接続)
サイズ 約304×217×14.6mm
質量 約1.33kg
端子 USB Type-C×2(充電/画面出力/40Gbps転送対応)
USB Type-A×1、ヘッドホン端子
通信機能 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
ウェブカメラ HD解像度(720p)
バッテリー 約13.7時間(JEITA 2.0基準)
カラバリ エメラルドグリーン
OS Windows 10 Home 64ビット
市場想定価格 27万4780円
   

提供:ファーウェイ・ジャパン

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