反応速度は良好。しかしニュータイプでもなければ単騎特攻は無謀!
『GUNDAM EVOLUTION』βテストレビュー!見せてもらおうか「ガンエボ」の性能とやらを
各機体の特徴と所感
(並びはゲーム内「ユニット」準拠)
本作で操作できる全12機体の紹介と、簡単なプレイしての所感をお伝えしよう。前述したとおり各機体に圧倒的な性能差というものはなく、それぞれに大まかな「役割」が与えられているのが本作の特徴だ。
ブルパップ・マシンガンで戦う中距離型ユニット。範囲内の味方をリペア(HP回復)するアクティブスキルを備えており攻守のバランスに秀でている。固有スキルである「Gマニューバ」は一定時間、移動速度と攻撃力が強化される「HADES」。
ひと通りプレイして一番使いやすいと感じたバランスタイプの機体。メインウェポンがビーム・ライフルの機体より、マシンガンのほうが弾数が多いため敵に当てやすいという意味で、初心者向きと言えるかもしれない。乱戦ではハンド・グレネードやEMPグレネードを投げると、より効果的だった。
ビーム・ライフルで戦う中距離型ユニット。敵に直撃するとスタンやノックバックを与える「ハイパー・ハンマー」を備えている。Gマニューバは一定時間で爆発し、範囲内の敵にダメージを与える「スーパー・ナパーム」。
「ガンダム・シールド」を構えて前面からの攻撃を防ぎつつ、ステップ移動で敵との距離を保ちやすいのが特徴。シールドを構えている敵の体勢をハンマーで崩せるのも強みの1つだ。ただ、タイトルの顔とも言える機体が人気になり過ぎないようにか、やや抑え気味の調整になっている印象を受けた。個人的には武装がほかより1枠少なかったので、近接用にビームサーベルの実装を期待したい。
ザク・マシンガンで戦う近距離型ユニット。ほかよりステップ回数が多いため機動力に長けており、敵の防衛ラインを突破するのに有効な近距離型装備を備えている。Gマニューバは近接距離の敵にダメージとスタンを同時に与える「ヒート・ホークスラッシュ」。
エリアの争奪をメインとする本作では、敵の防衛ラインを突破できるかが勝負のカギとなる。緊急時は身を隠せる「スモーク・ディスチャージャー」を使えるほか、高い機動力を生かして敵陣をかき回す役割もできる。ただし、耐久力自体は低いため上級者向けの機体と感じた。
メイスで戦う近距離特化型のユニット。射撃系統の武装は一切ない反面、接近さえできれば圧倒的な攻撃力を誇る。Gマニューバは3回まで高速で斬り抜ける「阿頼耶識システム」。
ベータテストでとくに猛威を振るっていた印象がある機体。ほかより多いステップ回数とブーストジャンプによる「上方向」の跳躍を駆使して、あっという間に自陣の奥深くに侵入されることもしばしば。ただ射撃と違ってダッシュからの打撃は距離感がつかみにくく、自分で使うと空振りすることも多かった。また、孤立して囲まれやすいため、上級者向けの機体と言えるだろう。
拡散射撃のビーム・ショット・ライフルで戦う近距離型ユニット。ステップ回数は低いものの、高いHPとシールドを備えており近距離では非常に優秀な機体。Gマニューバは自動で周囲の敵にダメージを与える「ファンネル」。
シールド持ちのなかでも最も高い耐久力を誇る機体。シールドを構えつつ攻撃も可能なので、前線で盾役として戦いたい。また、ビーム・トマホークを敵に向かって投げてからホーミングブーストを使うことで、立体的な高速移動も可能。いわゆるショットガン的なメインウェポンで近距離の敵に当てやすいので、わりと初心者でも使いやすく強力だと感じた。
アーム・ビーム・ガンで戦う中距離型ユニット。最大の特徴である「変形」でMA(モビルアーマー)形態となり、飛行できる。Gマニューバは味方を一定時間強化する「エネルギーケーブル」。
攻撃よりも補助に重点を置いた機体。リペアケーブルを味方に接続してリペアしたり、自動で敵を攻撃するガジェット「ガンターレット」を防衛線に設置して手数を増やすことができる。ただ、両腕から放つビームも連射力は高めなので、牽制としては非常に有効。
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