反応速度は良好。しかしニュータイプでもなければ単騎特攻は無謀!

『GUNDAM EVOLUTION』βテストレビュー!見せてもらおうか「ガンエボ」の性能とやらを

2021年08月13日 16時00分更新

文● Zenon/ASCII

 2021年8月8日~9日にかけ、バンダイナムコオンラインが開発する新作FPS『GUNDAM EVOLUTION』(以下、ガンダムエボリューション)の国内PC向けクローズドベータテスト(以下、CBT)が実施された。今回は、そのプレイレビューをお届けする。本作は基本プレイ無料タイトルで、正式サービス開始は2022年予定。

■「GUNDAM EVOLUTION」ティザートレーラー

 本作は、「ガンダム」を題材としたシューターゲーム。一人称視点で機体を操り、6対6のチームバトルを繰り広げるオンライン専用タイトルだ。

 競技ルールは全3種類で、CBTでは「カジュアルマッチ」のボタンを押すと自動でマッチングが開始し、3つの競技ルールからランダムでゲームに割り当てられた。恐らく、正式サービス時には自分で選べるようになっていると思われる。

■3種類のゲームルール
・攻撃側/防衛側に分かれて目標エリアの占拠率を競う「ポイントキャプチャー」
・ランダムに開放される目標エリアの占拠率を奪い合う「ドミネーション」
・攻撃側/防衛側に分かれて目標の破壊/防衛を競う「デストラクション」

 各ルールの詳細は、公式の紹介動画や公式サイトを参照してほしい。

■ビギナーズルールガイド

 操作できる機体は全部で12種類あり、「ジム」や「ザクⅡ」といったいわゆる量産機から、「ガンダム」や「サザビー」などのエース機まで幅広く使うことができる。ただし詳しくは後述するが、本作には量産機やエース機という区別は存在せず、各機体に“得意分野”があって区別化されている形だ。

機体選択画面。味方のチーム6人で、1機ずつ搭乗機体を選ぶ。乗りたい機体にほかのメンバーが乗った場合は同じ機体に乗れないので、別の機体を選ぶ必要がある

 バンダイナムコエンターテインメントが運営する『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』とは異なり、機体ごとの「COST」要素はない。また、やられてもすぐに拠点から復帰できるほか、試合中でも拠点で自由に機体変更が可能だ。

試合中に大破した場合、少し待つと拠点へ戻される

ペイルライダーからガンタンクへ。対戦相手やチーム内のバランスを考慮して、機体変更するのは全然アリだ

 そして、各機体には敵にダメージを与えたり、時間経過で溜まるゲージがMAXになると使えるスペシャルスキル「Gマニューバ」が用意されている。これは原作を再現した特殊システムだったり、機体の特長を生かした強力なアクションが行なえるので、ガンダムファンは楽しみにしてもらいたい。

「サザビー」のGマニューバ「ファンネル」。一定時間、自動で周囲の敵を攻撃してくれる強力な必殺技だ

 ここからは、簡単に各機体を使ってみた感想を紹介したいと思う。なお、記事の内容はCBT時点のものであり、正式サービスでは変更されている可能性があるので注意してもらいたい。

機体の特徴を活かした集団戦こそが本作の真骨頂。得意な機体を見つけ、チームにおける役割を果たそう

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