2万円台で買える5Gスマホ
注目は価格だ。2万8765円であり、割引施策を含めれば、かなり安価にばらまける設定となっている。シャオミはすでにソフトバンク向けに2万円程度の「Redmi Note 9T」を納入しているが、今回はSnapdragon 480 5Gを採用し、防水防塵に対応するなど、スペックアップをはかっている。
2万円台のスマホはNTTドコモでもソニーや富士通が製造し、ケータイからスマホへの乗り換えを促進させる端末としてばらまかれているが、どちらも4Gしか対応していない。
Red Mi Note 10 JEは5G対応によって、3Gガラケーから一気に5Gスマホへ乗り換えを促す端末として期待されている。
日本では総務省の意向により、端末の割引は2万2000円が上限額とされている。そのため、各キャリアとも「割引を最大限できる2万円スマホ」の開発に熱心だ。NTTドコモはなぜか中国メーカーを嫌い、日本メーカーに2万円スマホを発注したが4G対応でしかなかった。KDDIはシャオミと組むことで、5G対応でSnapdragon 480 5Gを採用することができた。
しかし、あまり聞き慣れない「Snapdragon 480 5G」だが、使い勝手的には問題ないのだろうか。
シャオミの東アジア担当ゼネラルマネージャーであるスティーブン・ワン氏は「Snapdragon 480 5Gは、ユーザーの日常ニーズであるブラウジングや、SNSチェック、動画視聴などの用途を満たすのに十分なチップセットだ」と胸を張る。
キャリアとして2万円台という価格を実現するため、シャオミとしてはグローバルで展開する上での持ち合わせている部材から選んでスペックを決める。圧倒的なボリュームの部材群から選ぶため、コスト競争力が高いというわけだ。そこから部材を選び、日本市場向けにおサイフケータイ対応や防水防塵といった性能を付与してRed Mi Note 10 JEが出来上がった。

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