PlayStation 5やNintendo Switchといったコンシューマーゲーム機のゲームは、そのハードウェアの性能に合わせてゲームメーカーが最適化を図っているため、ゲームの快適度がある程度保証されている。一方で、スマートフォン(スマホ)やパソコン(PC)用のゲームは、意識していない人も多いが、最低スペックや推奨スペック、対応OS(バージョン)が示されており、最新のゲームであればあるほど、最新の端末が必要になる。
ゲームプレイでは、スマホやPCの制御や演算を実行するCPU、主に映像処理を行なうGPU、データを一時的に保存するメモリー、ゲームデータを保存し、データの読み書きをするHDDやSSDといったストレージ、通信が必須のオンラインRPGやFPSの場合は、通信速度も重要になる。
これらのパーツのスペックが、最低スペックや推奨スペックに足りていないと、映像表示の細かさが指標となる解像度によって、CPUやGPUの使用率が圧迫してゲームが動作が重くなったり、映像の滑らかさを表すフレームレート(FPS)が下がり、映像がカク付いたりする。
ゲームエンジンやゲームの作り込みなど、あらゆる要素により動作の重さはさまざまだが、2Dよりは3Dの方が重く、より写実的である方が重い傾向にある。とはいえ、最新のゲームがすべて重いという訳でもない。たとえば、インターネットブラウザーでアクセスするだけでプレイできる、いわゆるブラウザーゲームは、スマホやPCにインストールする手間もストレージ容量も圧迫せず、通信速度さえ確保できていれば、CPUやGPU使用率も少なくて快適にプレイできる。
そのため、PCは高スペックだが、スマホはコスパの良い端末または古い端末で性能が低く、外出先では重いゲームがプレイできない、ゲームは時間潰しになる軽くて快適なものでOKという人にはブラウザーゲームはオススメだ。
CTWが運営するゲームサービス「G123」でプレイできるタイトルは、そのすべてがブラウザーゲームなので、インターネットに接続できていればPCやスマホで快適に遊べる。とはいえ、もちろん5年以上前の古いスマホと、高スペックなゲームに特化したゲーミングスマホとで、同じように動作するのか、といえばそうはならない。
そこで今回は、性能の異なるスマホを3つ用意して、「G123」の人気ゲーム『ビビッドアーミー』の快適さがどれぐらい変わるのかを検証してみた。
放置してもOK! 登場する女の子も可愛い!!
ゆるく遊べるリアルタイムストラテジー『ビビッドアーミー』
検証に入る前に、あらためて『ビビッドアーミー』がどんなゲームか簡単にチェックしてみよう。本作は、多彩な兵士を駆使して戦うリアルタイムストラテジー。
プレイヤーは兵士を強化したり、拠点を整備したりしてプレイヤーレベルを上げつつ、島を開拓して領土の拡大を目指していく。
ゲームは体力(スタミナ)制で、体力が残っている限り何でもできる。体力は戦闘をしたり、強化資源の採集をしたりすることで減っていく。
『ビビッドアーミー』といえば、TVCMやオンラインの広告などに登場する女の子たちが印象に残っている人が多いだろう。彼女たちは「英雄」として登場し、「ガチャ」や「イベントの報酬」などでゲットできる。「英雄」はスキルを持っており、攻撃力が上がったり、敵の攻撃を受けにくくなったりと、戦闘をサポートする能力を持つ。
なお、プレイヤーのIDを統一すれば、スマホとPCを連動できる。家ではPCの大きな画面で、外出時はスマホでと、使い分けてプレイすることも可能だ。
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