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第8回 『ビビッドアーミー』戦場日誌

最新から少し古いスマホまで、検証してみた結果は?

CPU使用率は最新ゲームの5分の1!?『ビビッドアーミー』の軽さを複数のスマホで検証してみた

文●ジサトラハッチ/宮崎洋平/ASCII

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CPU使用率&メモリー使用量もわずか
6年前のスマホでもプレイ可能なほど軽い

 そんな『ビビッドアーミー』だが、一体どれぐらいのスマホでプレイできるのだろうか。今回は、最新ではないが2020年に発売されたゲーミングスマホのASUS「ROG Phone 3」、今年発売されて2万円台とコスパに優れたモトローラ―「moto g30」、6年前に発売された型が古いASUS「ZenFone Selfie(ZD551KL)」の3種類のスマホを用意した。ハイエンド、最新ミドルクラス、古い機種の3パターンで、動作の傾向を確認する。

左からASUS「ZenFone Selfie」、モトローラ―「moto g30」、ASUS 「ROG Phone 3」

検証端末の主なスペック
機種名 ROG Phone 3 moto g30 ZenFone Selfie
ディスプレー 6.59型(2340×1080ドット、144Hz) 6.5型(1600×720ドット、90Hz) 5.5型(1920×1080ドット)
CPU Qualcomm「Snapdragon 865 Plus」(3.1GHz、オクタコア) Qualcomm「Snapdragon 662」(2GHz、オクタコア) Qualcomm「Snapdragon 615」(1.7GHz、オクタコア)
グラフィックス Adreno 650 Adreno 610 Adreno 405
RAM 16GB 4GB 4GB
ROM 512GB(UFS 3.1) 128GB(UFS 2.1) 128GB(eMMC 4.5)
通信機能 5G LTE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 4G LTE、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0 4G LTE、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.0
検証時OSバージョン Android 10 Android 11 Android 6.0.1

 そこで、スマホゲームのCPUやメモリー使用率、消費電力、フレームレートなどが計測できるベンチマークツール 「GameBench」 を使って『ビビッドアーミー』の動作を計測してみた。計測はWi-Fi 6対応のバッファローのルーター「WSR-5400AX6S-MB」に接続して実施した。

「GameBench」 は、メディアやブロガー用の3ヵ月5時間まで利用できる無償プログラムがある。PCに接続したスマホを認識して、アプリ動作時のスマホの状態を計測する

 しかしながら、『ビビッドアーミー』はゲームアプリではなく、ブラウザーゲームであるためか 「GameBench」 では、スマホによって計測できない項目があったりした。

 そのため、「ROG Phone 3」と「moto g30」は、スマホの画面を接続したPCに出力する「scrcpy」というアプリを使ってPC上に画面を表示し、PCゲームのフレームレート計測に使用されるキャプチャーソフト「CapFrameX」で、出力した映像のフレームレートを計測した。(フレームレートが正常かどうかは、ROG Phone 3に内蔵されている端末情報を表示するリアルタイム情報とほぼ一致していることを確認しているが、あくまで参考値として欲しい)

「scrcpy」で表示した画面を「CapFrameX」で計測。「ZenFone Selfie」でも計測し、 「GameBench」と誤差範囲でのズレしかないことも確認した

  「GameBench」 は、記録用にどのアプリで計測したかを事前に指定するのだが、「ZenFone Selfie」は全項目計測できたが、ブラウザーからホーム画面に登録した『ビビッドアーミー』を指定すると、上手く計測できなかった。仮でChromeを指定して計測したが、以下の数値は、ホーム画面に追加した『ビビッドアーミー』のアイコンからゲームを起動して動作させた際の計測結果。その下が、ほかの2機種も加えた平均フレームレートの比較である。

「ZenFone Selfie」で『ビビッドアーミー』をプレイしている際の 「GameBench」 の計測結果

いずれも端末を再起動し、常駐アプリ以外が起動しておらず、キャッシュが貯まっていない状況で計測。3回計測して最も良かった値を採用している

 リフレッシュレートはROG Phone 3が144Hz、moto g30が90Hzだが、フレームレートは60fpsに届いていない。おそらくゲーム的に45fps前後が最大かと思われる。ZenFone Selfieは、CPUや内蔵GPU性能、ストレージの性能などが他2機種より劣ることもあり、アプリの起動、ゲームのオブジェクトの表示が遅く、フレームレートも24fpsと30fpsを割っているが、『ビビッドアーミー』はそもそもアクション性のあるゲームでもないので、遊ぶのに支障はなかった。

 メニュー表示や場面の切り替えが多少もっさりとしているが、プレイできる範疇にある。CapFrameXでは、いずれの端末でもスタッタリングが3割以上発生しているという結果になっていたが、目に見えて映像がブレたり、戦闘中に画面がカク付いたりといったことも感じなかった。

 ZenFone SelfieのCPU使用率は1.94%、メモリー使用量は86MBとかなり低い。最新のゲームアプリもゲームジャンルや作りにもよるが、CPU使用率が10%を超えたり、メモリー使用量も800MB以上と大幅に使用したりしていたが、そうしたアプリと比較しても『ビビッドアーミー』はとても動作が軽いことがわかる。

『ビビッドアーミー』は動作が非常に軽く
端末を選ばず誰もが快適にプレイできる!

 以上で今回の検証は終了したい。ちなみに余談だが、FirefoxやEdgeといったWindows PCでよく使われるブラウザーをスマホ上で使用しても『ビビッドアーミー』はプレイできた。しかし、ブラウザーによってはCPU使用率やメモリー使用量が減るものの、フレームレートがさらに落ち、FPSの安定性は50%以下になることも。プレイするならスマホの標準ブラウザーかChromeでプレイする方が良さそうだ。

 通信環境に関しては、今回試した最も古いZenFone Selfieでも4G LTEに対応している。4G LTEでも十分にプレイできる速度(もちろん通信速度によってオブジェクトの表示速度などは変わるだろうが)ではあるが、Wi-Fi 5に対応する一般的な無線LANルーターに接続していれば問題はないだろう。ただし、やはりZenFone Selfieほど古いと、端末の経年劣化による性能低下もあり、ブラウザーが固まったり、ゲームの表示が遅かったりと、ストレスがたまることもある。

 一方で、『ビビッドアーミー』は最新のリッチなゲームアプリよりも圧倒的に軽いためROG Phone 3のようなハイエンドなゲーミングスマホではオーバースペック。moto g30のように2万円台で購入できるコスパの良い最新のスマホであれば、ROG Phone 3とほぼそん色のない快適な動作で楽しめる。

 非常に高負荷の最新ゲームアプリをプレイしたい訳ではなく、ゲームは自分の持っている端末で動くモノで面白ければOK、とにかく余暇に楽しめれば何でもイイ、最新ゲームが動かなかったがゲームのためにスマホを買い替えるつもりはない、といった人は一度『ビビッドアーミー』を楽しんでみてはいかがだろうか。

(提供 CTW)

   

【ゲーム情報】

タイトル:『ビビッドアーミー』
ジャンル:リアルタイムストラテジー
価格:基本無料(ゲーム内アイテム課金制)

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