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最新パーツ性能チェック 第350回

高解像度ゲーミングの強い味方!

旧世代GPU&AMD"FSR"で「バイオハザード ヴィレッジ」を試してみた

2021年08月01日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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FSRの画質とパフォーマンスをチェック

 「FidelityFX Super Resolution」のモードによる画質の違いと、パフォーマンスを確認していこう。 モードは4種類で、元の画質に近い品質が得られる「Ultra Quality」、フレームレートの向上を図りながら、元画質に匹敵する品質を実現する「Quality」、元画質に近い画質を生成しながら、「Quality」を超えるフレームレートの向上を実現する「Balanced」、フレームレートは大きく向上するが、画質への影響が非常に大きい「Performance」になる。それぞれのモードで解像度は以下の通りになる。

各モード使用時の入力画像サイズ
  4K出力
(3840×2160ドット)
WQHD出力
(2560×1440ドット)
フルHD出力
(1920×1080ドット)
Ultra Quality
(1.3倍拡大)
2954×1662ドット 1970×1108ドット 1477×831ドット
Quality
(1.5倍拡大)
2560×1440ドット 1706×960ドット 1280×720ドット
Balanced
(1.7倍拡大)
2259×1270ドット 1506×847ドット 1129×635ドット
Performance
(2倍拡大)
1920×1080ドット 1280×720ドット 960×540ドット

 まずはバイオハザード ヴィレッジの村中と城内の2つのシーンを使用し、4K、WQHD、フルHD解像度で、FSRのモードごとにスクリーンショットを確認していこう。

4K解像度

 入力解像度が、そこそこ高いとは言え、全体的に画質は甘くなり、城内の階段途中にある手すりや、奥の扉上にある蝋燭の火のなど、元画質に近い「Ultra Quality」と「Quality」でも、その違いは大きい。

4Kでの差

村中、4K解像度、FSR オフ

村中、4K解像度、FSR Ultra Quality

村中、4K解像度、FSR Quality

村中、4K解像度、FSR Balanced

村中、4K解像度、FSR Performance

4Kでの差

城内、4K解像度、FSR オフ

城内、4K解像度、FSR Ultra Quality

城内、4K解像度、FSR Quality

城内、4K解像度、FSR Balanced

城内、4K解像度、FSR Performance

WQHD解像度

 「Ultra Quality」モードでも、入力画像が1970×1108ドットと低いため、全体的にボケており、村中では生い茂る樹木の描画に顕著に表れている。また、城内のソファなどの描画も、かなり甘くなっているのがわかる。

WQHDでの差

村中、WQHD解像度、FSR オフ

村中、WQHD解像度、FSR Ultra Quality

村中、WQHD解像度、FSR Quality

村中、WQHD解像度、FSR Balanced

村中、WQHD解像度、FSR Performance

WQHDでの差

城内、WQHD解像度、FSR オフ

城内、WQHD解像度、FSR Ultra Quality

城内、WQHD解像度、FSR Quality

城内、WQHD解像度、FSR Balanced

城内、WQHD解像度、FSR Performance

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