
シャークはアメリカのメーカー
また掃除機を買ってしまいました。今度はコードレスのスティックタイプ。「Shark EVOPOWER SYSTEM」のCS401Jというモデルです。

スティックタイプのコードレス掃除機、Shark EVOPOWER SYSTEMを購入。ぱっと見、掃除機に見えないのがポイントです
Sharkはブランド名で、メーカー名はシャークニンジャ。やばくないですかニンジャですよニンジャ。めちゃくちゃアメリカっぽいと思ったら本社はやっぱりアメリカでした。ボストン郊外にあるSharkNinjaという会社で、シャークはフロアケア家電ブランド、ニンジャは小型キッチン家電ブランドとのこと。どちらもそれぞれの分野でアメリカのシェアナンバーワンなんだそうです。アメリカモノ好きなワタシとしては超そそられてしまいます。
シャークを知ったのは1年半ほど前。「乃木坂工事中」という乃木坂46の番組でゲームに勝った商品として好きな家電品を買ってもらう回があって、番組のイチオシ的な感じで出てきたんですよね。シャーク。で、その時からずっと気になってて。
改良版を買いました
番組で紹介されていたのは「Shark EVOPOWER」というハンディータイプでした。手のひらに吸い付いてぶら下がるぐらい吸引力が強くてめっちゃ軽く、ゴミ捨てがワンタッチでお値段は2万円ちょいと大好評だったんですけど、ワタシが何より惹かれたのはその形。よくある円筒形のボディーではなく、直線基調でスリムな棒状だったんですよね。リビングに置いてあったりしても、まさか掃除機だとは思うまいっていう感じで。
購入したのはそのEVOPOWERの改良版で、延長パイプや電動フロアノズルなどがセットになったものです。

電動フロアノズル、マルチノズル、ミニモーターヘッドなど5種類のノズルと延長パイプ、充電ドック、アクセサリードックが付属。バッテリーも2個付いています
試用して決めました
購入のきっかけとなったのは今年の初め。2階の掃除をして降りてきたカミさんから、掃除機を2階に持って行ったり階段を掃除したりするのがツラいと苦情を受けたんですよね。昭和のころのデカいのに比べたら軽くなったとはいえ、100Vのスタンダードなタイプなのでそこそこ重く、特に片手で持つことになる階段掃除は大変です。
階段で使えるようにと以前コードレス掃除機を買った(第142回「マキタのバッテリーが欲しくてコードレス掃除機を買いました」)んですけど、ハンヴィーの床をガシガシ掃除してたら先端がすっかり汚れてしまい、室内で使うのがはばかられるような状態に……。吸い込んだ小石がカラカラと吸い込み口から出てきたりすることもあるので、今ではすっかりハンヴィー専用になっています。
なんせ掃除洗濯炊事ほか家事全般をおんぶに抱っこのワタシですから、掃除機が欲しいなどと言われたりしたら、そりゃ大変、一大事、軽いのを買いに行きましょう、いやぜひ買わせてくださいと言うほかありません。さっそく家電量販店へと向かいます。
流行りなのか、売り場にはハンディータイプの小型掃除機やスティックタイプの細長い掃除機がいっぱいありました。バッテリーを内蔵したコードレスが主流らしく、ほとんどのモデルが充電式です。
あれこれ目移りしてしまう状況ですが、試用できる展示品を試していたカミさんが、これがいいかもと手にしたのがハンディータイプのEVOPOWERでした。で、奥さんお目が高い! それ、乃木中の乃木デンで大人気だったやつですよ! と。
スティックタイプが発売になっていました
ただ、ハンディータイプは階段で使ったり、食べこぼしや髪の毛など少量のゴミをササっと掃除するにはいいんですけど、部屋をまるっと掃除するにはあまり向かないんですよね。
EVOPOWERも長さが50cmぐらいしかないので床を掃除しようとすると腰をかがめた状態になってしまうし、先端のノズルが隙間用ノズルと幅20cmぐらいの小型マルチノズル、布団用ノズルとなっていることからも、床を掃除するのは苦手そうです。
2階の部屋掃除にも使うことを考えると、床掃除がしやすいものが欲しい。別売で長さ50cmほどのフローリング用延長ノズルというのがあったので、それを使えばよさそうでしたけど、もっといいものがありました。それがEVOPOWER SYSTEM。1年前に発売されたスティックタイプです。お値段的には倍近くになっちゃいますけど、どうせ買うならとこちらに決定です。
日本独自の改良モデル
シャークニンジャの日本法人は販売を手がけるだけでなく、日本の住環境に合わせた改良をするため、ユーザーからの声を集めて徹底調査を行なっているそうです。その結果生まれたのがスティックタイプのEVOPOWER SYSTEM。従来のハンディータイプに延長パイプなどが追加されたシリーズです。
モデルが3種類あって、ひとつは新開発のフローリング専用ヘッドが付属する「CS200J」。もうひとつは電動ローラーがついた電動フロアノズルと、それを小型化して布団やベッドの上で使いやすくしたミニモーターヘッドが付属する「CS401J」。3つ目は、ボタンを押すとパイプが曲がるFLEX機能を搭載し、テーブルやソファーの下などを立ったまま掃除できる「CS501J」。
どうせ買うなら全部付いてるのがいいけど曲がらなくてもいいかなということで、CS401Jを選びました。
5種類のノズルであらゆる場所をきれいに
電動フロアノズルに内蔵されている電動ローラーは、ブラシレスパワーフィンというもの。ブラシの代わりに薄いプラスチックのフィンが回転するようになっていて、フローリングでもカーペットでもあらゆる床に隙間なく密着し、髪の毛などが絡むことなく強力にゴミをキャッチしてくれます。

新開発のブラシレスパワーフィンを搭載した電動フロアノズル。床掃除はこれでバッチリ

薄いプラスチックのブラシレスパワーフィン。髪の毛やペットの毛も絡みません
このノズルなら2階の部屋も掃除しまくれるはずです。また、電動フロアノズルとまったく同じ構造を小型化したミニモーターヘッドも付いていて、そちらは布団やファブリックのクリーナーとして最適とのこと。

電動フロアもズルを小型化したミニモーターヘッドに換装すれば布団クリーナーに変身
ミニモーターヘッドを使えばベッドやマットレスに落ちた髪の毛なども一網打尽。ブラシではないのでファブリックに引っかかったりする心配もありません。

掃除機の定番、隙間ノズルも完備

折り畳み式の先端ブラシ。不要な時に畳んでおけるのは何気に便利です
狭い隙間や部屋のすみっこでは隙間ノズルが活躍します。折り畳み式のブラシが付いているので、隙間に引っかかっているゴミなどもかき出して吸い込めます。

マルチノズルはブラシ付きのヘッド。細かいゴミをかき集めて吸い込みます
前後に硬くて短いブラシが付いたマルチノズル。多少こびりついたぐらいのゴミなら引き剥がせます。

布団用ノズルは布団やベッドのゴミをザザッと取るのに向いています
マルチノズルの幅を2倍にしたような布団用ノズル。同じような短いブラシ付きで、ファブリック上のゴミをかき集めながら吸い込みます。ノズルの種類がこれだけあれば十分というか、かなりの充実っぷりと思います。
収納はドックへ
ミニモーターヘッドを除いて、これらのノズル類は充電器を兼ねたドックプレートとアクセサリードックに収納ができます。

隙間ノズルはドックプレートに収納、ほかはアクセサリードックへ
普通はこういうノズル類ってケースに入れたり掃除機上面にはめ込んだりするのに、出しっぱなしなんだなと思ったんですが、これには意味がありました。以下次回!

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