5G以降は「MEC(エッジコンピューティング)」が重要に
ソフトバンクでは、Beyond 5Gや6Gに向かうにあたり、インターネットにおける50年来の課題を解決しようとしている。
データ通信において、これまでは「パケット交換」という、データをそれぞれパケットという小さなまとまりにわけて、共通の回線に通すというやり方をしてきた。コストなどの面を考えると、最も優れたやり方ではあるが、混雑時にはパケットをロスし、再配送するなど、品質が安定しなかったりといった課題もあった。
そんななか、安定した通信を提供しようとしているのが「MEC(マルチアクセスエッジコンピューティング)」だ。これまでクラウドとしてのサーバーはインターネット上に置かれ、端末と離れていたが、MECでは、クラウドを端末の近く、たとえば基地局など、ソフトバンクのネットワーク内でに置き、処理することが可能となる。これにより、データが他の事業者の回線を経由しなくなるため、安定した品質の回線を提供できるようになる、というわけだ。
さらに「ネットワークスライシング」という技術により、ひとつのネットワークを分割し、様々な用途に向けて回線を提供することも可能となる。通信の信頼性、安定性が格段に向上するだろう。

この連載の記事
-
第271回
AI
「石川さんに3000円振り込んで」住信SBIネット銀、AIに頼むだけの新サービス開始へ -
第270回
トピックス
楽天モバイル、黒字化の裏で不満噴出 通信設備に“2兆円投資”必要か -
第269回
トピックス
通信費が0円に? 楽天がモバイルWi-Fiをバラまく本当の狙い -
第268回
トピックス
mineoが“フルMVNO”に挑む理由 格安スマホ市場の変化が背景に -
第267回
トピックス
菅元首相に“ハシゴを外された”楽天モバイルの踏ん張りに期待 -
第266回
トピックス
スマホ値上げの足音 実質1.6万円のNothing Phoneが“最後の良心”に? -
第265回
トピックス
アップル巧妙な新手数料 スマホ法“肩透かし”で終わる可能性 -
第264回
トピックス
KDDI×ローソンが挑む“ニュータウン再生” 住民は不安も、採算に自信 -
第263回
トピックス
「アクセシビリティは“人権”」アップルが40年間続ける取り組みとは -
第262回
トピックス
ソフトバンクとKDDIが“空の救助網” 雪山遭難、ドローンで発見 -
第261回
トピックス
スマホ5G“ミリ波”肩透かし 6Gは“センチメートル波”が鍵に - この連載の一覧へ













