テレワークや軽めのゲームなら十分すぎるほどの性能
第11世代Core i7の馬力のおかげで動作はなめらか。テレワークやゲームにも使えそうですが、どれくらいの性能なのかベンチマークを取ってみます。
【Cinebench R23】
シングルコア 1528pts
マルチコア 6133pts
CPUの性能を測る「CINEBENCH」ではシングルコア1528pts、マルチコア6133pts。若干高めのミッドレンジ、中の上くらいのスコアですね。
【PCMark 10】
総合 5129
Essentials 10302(4100以上が快適)
Productivity 7086(4500以上が快適)
Digital Content Creation 5016(3450以上が快適)
PCの総合的なパフォーマンスを測る「PCMark」は、総合5129、基本性能10302、ビジネス系性能7086、コンテンツ編集系性能5016。PCMark開発元が出している快適にマシンを使える目安の数値はすべて上回っていて、テレワークなどを含む普段づかいには余裕がありそうです。
【CrystalDiskMark】
シーケンシャル(Q8T1) 3065.77MB/s、1637/46MB/s
シーケンシャル(Q1T1) 2170.07MB/s、1517.76MB/s
ランダム(Q32T1) 453.88MB/s、521.01MB/s
ランダム(Q1T1)77.03MB/s、187.67MB/s
ストレージの速度を測る「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードが約3065MB/sと高速。編集用の動画ファイルを取り込むときはもちろん、普通にファイルやアプリを開くときもサッサと動いて快適です。再起動も早いのでセットアップにも便利。
欲を言えば書き込み最大3000MB/sのPCI-Express 4.0対応SSDを使いたいところですが、子どもの動画を編集するくらいならこれくらい速度が出れば十分かなあと。そして個人的には予算的な意味でこれで十分かも……。
【3DMark(Time Spy)】
CPU 4760
グラフィックス 1322
総合 1482
グラフィックス性能を測る「3DMark」は総合1482、グラフィックス1322。動画編集も軽めのゲー厶もフルHDなら安定して動かせる標準的スコアです。
【ドラゴンクエストX ベンチマークソフト】
スコア 10738
グラフィック設定:最高品質
解像度:1920×1080ドット(全画面)
【ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク】
スコア 2983
設定:1920×1080 高品質(デスクトップ)
【ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク】
スコア 2982
設定:1920×1080 最高品質(デスクトップ)
有名どころのゲーム系ベンチマークも取ってみました。やはり軽めのタイトルなら快適に遊べそうなスコア。動画編集や仕事の休憩に気晴らしができそうです。
まとめると、動画編集やゲームはフルHD程度なら快適にこなせる性能。テレワークで事務仕事をするくらいなら十分すぎるレベルの性能といえそうです。
4画面出力対応で拡張性◎
使い勝手の決め手となるインターフェースもなかなか充実しています。
映像出力は、今回はテレビにつなぐためHDMIを使いましたが、4画面出力対応のThunderbolt 3、Mini DisplayPortを搭載。マルチディスプレーで作業ができます。
USB type-Aは前に1つと後ろに2つ。側面にはSDXCカードスロットがありメディアの取り込みも簡単です。オーディオ面では3.5mmマイク/ヘッドホンジャックを備えます。
ネットワークは2.5GbE LANで無線はWi-Fi 6とBluetooth 5.1。本体前面で赤外線が受信できるのでベアボーン用のリモコンも使えます。