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SMBやテレワーク環境を激変させる

QNAP「TS-x73A」+SSD4基の「第二世代AXELBOX(アクセルボックス)」登場! ファイル共有がさらに超快適に

2021年08月13日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII

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ランダムアクセスがHDDに比べて断然早いSSD4基

 SSD×4だとどのくらいの性能なのか。今回は、導入しやすい2.5GbEの環境と10GbE、比較対象として1GbEの場合で計測してみた。テストにはストレージ性能を計測する「CrystalDiskMark 8.0.2」を使用。自作のWindows 10マシン(Ryzen 9 3950X、メモリー32GB、PCIe 4.0接続SSD、10GbE PCIeネットワークアダプター)にNASをネットワークドライブとしてマウントし、1GbE対応HUB・2.5GbE対応HUB・10GbE対応HUBにそれぞれ接続して計測した。

「CrystalDiskMark 8.0.2」で計測。2.5GbE接続の場合はシーケンシャルリードで約292MB/秒を記録

1GbEのHUBに接続して計測した場合

 結果としては2.5GbE接続の場合、シーケンシャルリードで約292MB/秒、シーケンシャルライトで291MB/秒を記録。1GbE接続のときと比較しても、約2.5倍とネットワークの速度がそのまま反映された形だ。

 注目してほしいのが、ランダムアクセス性能。リードが約217MB/秒、ライトが約107MB/秒と高く、HDDと比較すると断然高い数値だ。ファイルを書き込んだり消したりしていくと、1つのファイルがつながって記録されることはまれで、どうしてもバラバラに記録される。ランダムアクセス性能が高ければ、バラバラに記録されていても、読み書きが速くできるためSSDが優位な点でもある。

10GbE接続の場合。シーケンシャルリードが約733MB/秒なので2.5GbEでもまだボトルネックということがわかる

参考までに、一般的なHDDを使ったNASのアクセス速度。1GbE接続でシーケンシャルだとSSDといい勝負だが、ランダムアクセスとなると段違いだ

 10GbE接続のときは、シーケンシャルリードが約733MB/秒、シーケンシャルライトが約697MB/秒と2.5GbEからもさらに数値を伸ばしている。ただ、ランダムアクセス性能に目を向けると、2.5GbEとそれほど差はでなかった。

 こうした結果を考えると、10GbE環境だと一発の速さはあるものの、ランダムアクセスが頻繁に発生するであろう普段使いだと2.5GbEとそれほど差はないだろう。もちろん、同時アクセスが多ければ、当然10GbEは余裕があるので、少し差が生まれるが、最低限2.5GbEの環境にすれば、本製品導入のメリットを感じられるはずだ。

NAS上にデータを置いたまま作業も

 第二世代AXELBOXシリーズは、ベイ数と搭載するSSDの容量によって価格は違うが、いちばん安い組み合わせで(4ベイ1TB SSD×4)、32万8900円から。

 SSDがある程度大容量化してきたため、いまやNAS導入のポイントはアクセス速度にある。アクセス速度が速ければ、ファイルを転送する時間を抑制できる。NAS上にデータを置いて作業しても支障はない。むしろ作業するたびにローカルストレージへ移動するという作業自体が無駄と言える。

 2020年に発売されたAXELBOXは、こうした需要を踏まえて大容量SSD搭載ながら価格を抑えたこともあり、そういったニーズを多く取り込むことに成功したわけだ。

 今回の第二世代では、NASの性能も上がったものの、価格は従来とほとんど変わらない。先日、プラネックスから2.5GbEの5ポートHUBが1万円を切る価格設定で発売されたが、おそらく他メーカーも追随するはずで、これだけ安くなれば2.5GbE環境構築に拍車がかかると思われる。従業員の少ない環境なら、社内LAN環境の見直しもそれほどコストを掛けずにアップグレードできるはずだ。

 テレワークでの利用も簡単な第二世代AXELBOXシリーズは、企業の作業効率改善に一役買うだろう。ファイル共有の環境を見直すならいまがチャンスだ。

(提供:テックウインド株式会社)

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