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SMBやテレワーク環境を激変させる

QNAP「TS-x73A」+SSD4基の「第二世代AXELBOX(アクセルボックス)」登場! ファイル共有がさらに超快適に

2021年08月13日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII

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CPUが変わって消費電力も大幅に下がる

QNAP製のNAS「TX-473A」

 今回お借りした構成は、QNAP製のNAS「TX-473A」に、2TBのウエスタンデジタル「WD Red SA500 NAS SATA SSD」×4、10GBASE-TのLANカードを装着したもの。価格は48万2900円(税込)だ。

 QNAPのNASは、企業からの高い信頼を獲得しており、本製品の据え置きタイプNASは、個人事業主や小規模オフィス、中小企業向けの製品だ。

 組み合わせたそれぞれの製品を簡単に紹介すると、まずQNAP製のNAS「TX-473A」は、従来採用していた「TX-473」と比べ、CPUがAMD RX-421ND(2.1GHz~3.4GHz)からRyzen Embedded V1500B(2.2GHz)に切り替わっている。

 いずれも4コアだが、大きく違うのは製造プロセスが28nmから14nmになりTDPも従来が35Wだったものが16Wになっている点。これにより消費電力が抑えられていながら、パフォーマンスはアップしている。

 メモリー容量は4ベイが8GB、それ以上が16GBで従来と変わらないが、スロットが4つから2つに減ったため、メモリーが2枚構成から1枚になっている。最大容量は変わらず64GB。

 フラッシュメモリーは512MBから5GBへと大幅アップ。デュアルブートOSにも対応し、こちらはかなり余裕のある仕様になった。また、M.2 SSDの仕様も、SATA接続からPCIe Gen3×1接続へ変わったため、より高速アクセスが可能となっている。

 さらに、標準搭載のLANポートは、1GbE×4から2.5GbE×2へと変更。ポート数は減ったものの、速度はアップしており、またUSB 3.2 Gen2ポートを3つ、USB 3.2 Gen1のType Cポートを備える。外付けストレージを接続する際も、より高速なアクセスが可能だ。

「TX-473A」の背面。2.5GbE×2にUSB 3.2 Gen2が2つ。USB-CはGen1だ。上部の拡張スロットには10GbE×2ポート備えたPICe接続のネットワークアダプターが装着されている

 別途拡張スロットに10GbE×2が備わっているので、より高速なアクセス環境がある場合、本製品をフル活用できる。10GbEの環境を構築するのはまだコスト的にはかかるものの、2.5GbEはかなり価格が落ちてきているので、導入しやすいだろう。

 4つのベイに装着されているウエスタンデジタルの「WD Red SA500 NAS SATA SSD」は、NAS向けに開発されたもので、24時間365日稼働という過酷な環境でも信頼性と耐久性に優れた製品だ。シーケンシャルリードは560MB/秒、シーケンシャルライトが530MB/秒で、SATA3接続のSSDとしては、ほぼ最大パフォーマンスを発揮する。

「WD Red SA500 NAS SATA SSD」を各ベイに装着

 今回お借りした構成では、2TB×4だったが、1TB×ベイ数、4TB×ベイ数も用意されている。予算と必要な規模を考慮して、6ベイタイプの「TS-673A」、8ベイタイプの「TS-873A」とSSDの容量の組み合わせを選択しよう。

 本製品は、SSD×4搭載しているので、LAN環境が重要になってくる。正直1GbEの環境では宝の持ち腐れ。インターネット回線で10GbEを導入するには、対応エリアが限られているのでなかなか難しいかもしれないが、社内LAN環境だけでも、2.5GbE以上の環境へ移行し、本製品をより快適に活用してほしい。

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