スタイリッシュなデザインはビジネスシーンにもフィット
Amazfit GTR 2eは、悪目立ちしないシンプルな外観なので、着る服を選ばないことも利点。筆者が使っている抹茶グリーンは、フォーマルではなくカジュアルなテイストで、普段着やスポーツウェアに合う。かと言って、ビジネスシーンに不向きというわけでもなく、スーツやワイシャツの袖口にもフィットした。文字盤が円形なので、アナログ時計を模したデザインを設定しておけば、フォーマルな場でも違和感はないだろう。
Amazfit GTR 2eにはスピーカーは搭載されていない。電話を着信した際は、着信音を消したり、応答を拒否したりはできるが、応答はできない。ただし、Bluetoothイヤホンを装着している場合は、イヤホンから「〇〇からの電話です。応答しますか?」という音声ガイドが聞こえて、「はい」と答えると応答できることが確認できた。
ちなみにAmazon Alexaにも対応している。あらかじめ「Zepp」アプリでAmazonのアカウントを登録しておけば、右上のボタンの長押しで起動でき、「今日の天気は?」「明日の予定は?」などと聞いて、画面に表示されることができる。
メール受信の通知をオンにしておくと、送信者とメール本文の一部を読める。添付ファイルを確認したり、返信したりはできないが、かなり長いメールも確認でき、スマートウォッチの機能としては必要十分。なお、アプリ個別の通知設定は、「LINE」「Twitter」などのSNSアプリは、必要なものだけをオンにできるが、その他のアプリは一括で設定となる。例えば、天気やニュースのアプリなど、Watchで通知を確認したいアプリがある場合は、不便を感じるかもしれない。
バッテリー持ちを最重視する人には最適のオールラウンダーモデル
実際にAmazfit GTR 2eを使って、最大のメリットと感じられたのはバッテリー持ちだ。いま使っているスマートウォッチのバッテリー持ちに不安を感じている人は、その不安が解消されることは間違いなし。旅行や出張に行く際に、うっかり充電器を忘れたとしても困らないレベルだ。
多くの人がスマートウォッチに求める機能はひと通り揃っていて、最近注目度を高めている血中酸素飽和度も測定可能。“万人向けモデル” と評価しても支障はないだろう。ビジネスシーンからスポーツを楽しむ時まで、使う場所や服装を選ばないデザインなので、初めてのスマートウォッチとしてもおすすめ。日本では、まだ知る人ぞ知るブランドではあるが、知っておいて損はないブランドであることは確かだ。
(提供:Amazfit)