超コンパクトスマホの文字入力は「Google音声入力」がオススメ
人とコミュニケーションするすべてのガジェットに共通することだが、コンパクトになればなるほど、持ち歩く人には便利で愛らしい対象にはなるが、その一方で一番気がかりなのは情報伝達の手段だ。特にパソコン世代の筆者はQWRTYキーボードが文字入力の基本。チャンスがなくて、フリック入力は苦手だ。
そんな筆者の場合、Plam Phoneを使いだしたころから超コンパクトスマホにはGoogle音声入力のお世話になっている。実は今回もこれがなかなか素晴らしい。ワンコの散歩でなかなか手が離せない時に、LINEでの家族とのやり取りで使ったのが最初だった。マイクのかたわらで普通に話すだけで、たいていの言葉は正しく文字化してくれる。
残念なのは今のところ、マルとか句読点、新しい行(改行)、新しい段落(改行2回)くらいしかコマンドが見つかっていないことだ。本来ならカーソル移動やバックスペース(後退)、デリート(削除)が音声で操作できれば最高だ。
最悪、今のQWERTYキーボードではなくカーソルキーと後退、削除だけの大きなキーボードを画面表示してくれると、一気に音声入力が加速しそうだ。もちろん今のままでもJelly 2とGoogle音声入力はLINEやMessenger、メール入力などでは素晴らしい効果を発揮してくれるはずだ。
どうしても機械としゃべりたくないという人には、筆者も昔から愛用しているPalm OS用の手書き文字入力アプリの“Graffiti”(グラフィティ)のAndroid版の導入が良いだろう。筆者は現在、Palm PhoneでもGoogle音声入力と並行して愛用している。
文字入力の手段を上手く選択することで、Jelly 2は“お散歩時のビューイングスマホ”の枠を大きく超えて、ウルトラコンパクトで全方位型スマホとして24時間365日、活躍する存在となるだろう。
より贅沢な要求として、スマホへの大量の文字入力を考えるなら外付けキーボードの併用が王道だ。Jelly 2に限らず、筆者はスマホに外付けキーボードを付けて出先やカフェで原稿や商品企画の骨子などの思い付きを書き込むことが多い。

この連載の記事
-
第854回
トピックス
それでも現金を持たざるを得ない現況で、ジッパー付きセキュリティポーチ靴下を衝動買い -
第853回
トピックス
3COINSのクリアワイヤレスキーボードが1000円に値下がりしたのでまた衝動買い -
第852回
トピックス
価格は優秀、剃りは凡庸 USB充電可なシャオミ製電動シェーバーを衝動買い -
第851回
トピックス
出張も旅行もこれ一台! 「クリップ型USB Type-C充電器+タップ」を衝動買い -
第850回
トピックス
年初にAndroid搭載のカラーE Ink端末「Bigme B751c」を衝動買いして9ヵ月使ってみた -
第849回
トピックス
理論派が作った“変態ピック”を半世紀ベーシストが衝動買い -
第848回
トピックス
“ケーブル紛失ゼロ”の未来系SSDケースを衝動買い -
第847回
トピックス
北欧製の密閉縦型製氷皿“アイスブレーカー”を衝動買い -
第846回
トピックス
今も愛用のThink手帳に迫るブギーボード「BB-21」を衝動買い -
第845回
トピックス
レガシーなタフスマホ「TORQUE G04」を5980円で衝動買い -
第844回
トピックス
EVERINGを衝動買い更新! NEON BUZZで“指先決済”を3年延長 - この連載の一覧へ


















