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高性能ながら20万円以下というコストパフォーマンスに脱帽

RTX 3060 Laptop GPU搭載、WQHD対応15.6型ノートPC「DAIV 5N」はユーザーの創造性を刺激する1台だ!

2021年05月26日 11時00分更新

文● 周防克弥 編集●市川/ASCII

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●DaVinci Resolve(バージョン17.1.1)

 DaVinci ResolveもPremiere Pro同様に人気のある動画編集ソフトだ。基本的な機能なら無料で利用できるため、一般ユーザーやプロの利用者が多い。

 こちらでも、さきほどのPremiere Proと同じく、2400万画素のデジタルカメラで撮影した動画をつなげて約10分の動画を作成し、4KとフルHDでの書き出し時間を測定してみた。DaVinci ResolveでもプリセットされているYouTube用の4KとフルHDの設定を使用し、ファイル形式をMP4にしている。

CPUの使用率はほぼ100%、内蔵グラフィックはあまり動作してない模様。GeForce RTX 3060は動いてはいるようだが、アクセラレーションが機能しているような雰囲気ではない

デフォルトの状態では、GeForce RTX 3060があまり機能していないようなので、Windows 10のグラフィック設定でGPUスケジューリングをオンにした。デフォルトではオフになっているので、DaVinci Resolveに限らず、ディスクリートGPUを積極的に利用したい場合には設定を変更するといいだろう。ただし、その分消費電力が上がる可能性があり、バッテリー駆動時間が減る可能性も考慮しておこう

GeForce RTX 3060の使用率が段違いに上がっていて、GPUのハードウェアアクセラレーションが効いてるような気がする

カット間にトランジションを挿入 カット間にワイプを入れてプレビュー再生を行なった。CPUの負荷はとても高く、内蔵GPUも若干機能している

色補正のプレビューではCPUの負荷はあまり高くない。内蔵GPUは50%程度の負荷がかかり、GeForce RTX 3060にも瞬間的にだが負荷がかかっている

 デフォルト状態での4K書き出しは約9分55秒、フルHDは約4分25秒となった。Premiere Proと比べると時間がかかっているが、DaVinci Resolveの場合は4Kで再生時間より短い時間で書き出せるのは十分に早く、フルHDも再生時間の半分以下の処理時間なのでとても早く処理できている。

 また、CUDAコアを利用したハードウェアアクセラレーションが有効になるように設定しているが、タスクマネージャーを見る感じではあまりGeForce RTX 3060に負荷はかかってない。そこでWindowsのグラフィック設定でGPUスケジューリングをオンにし、4K動画の書き出しをしてみると、CPUの負荷は100%を維持する一方、GeForce RTX 3060の負荷は100%に近いところまで上昇している。しかしながら、この状態での4Kの書き出し時間は約9分59秒と誤差の範囲で、差はほとんどなかった。

 試しにトランジションや色補正の作業を試してみたところ、こちらの操作感は良好。プレビュー再生はスムーズで補正の反映も素早く、作業性はかなり高かった。こちらでも作業内容によって、CPU負荷が高い項目とGPU負荷の高い項目に分かれているようだ。第10世代CoreプロセッサーとGeForce RTX 3060ともに処理能力は高いため、ほとんどの作業を快適にできるといっていい。

20万円以下という高コスパも魅力! クリエイターを目指す人にオススメの1台

 気になっていたのは、先代モデルから、CPUが同じ第10世代Core i7で、10875Hから10870Hに変更された点だが、今回のベンチマークテストと実作業ではまったく気にならなかったという印象だ。

 実作業でのテストは、先代モデルのレビューで行なったのとほぼ同じ素材と内容なので、参考にしてもらえればと思う。半年以上前なのでテストしているアプリケーションのバージョンが上がっているが、ほぼほぼ誤差の範囲内といったところだ。むしろ画面解像度がフルHDからWQHDに上がっているためか、GPUへの負荷は高く、それでいて十分な性能が出ているのが驚きだ。

 10875Hと10870Hの違いは主にクロック数が若干低くなっていてスペックダウンモデルに感じるが、プロセスやコア数、スレッド、TDP、キャッシュ容量などは変化がなく、インテルテクノロジーの「vPro」「SIPP」が10870Hでは搭載されてないのが大きな違いだろう。

 この2つのテクノロジーは主にビジネス用途でしか利用しないため、一般的なユーザーには無関係な機能だ。その分コストが下がったと考えるべきだろう。実際、ほぼ同じ構成の先代モデルが税込で20万1080円だったのに対し、今回の新モデルは19万7780円。これだけの性能のパソコンが税込で20万以下という、優れたコストパフォーマンスにも注目してほしい。

 高性能なCPUとGPUの組み合わせに加えて、作業エリアが広く確保され、かつ高精細なWQHD液晶への進化、sRGB比100%対応の高色域ディスプレーと、クリエイター向けパソコンとして正当な進化を遂げたDAIV 5N。代々その時の旬な高性能なパーツを採用し、常に最前線での作業がこなせるようモデルチェンジを繰り返しているワークステーションだ。

 今回のモデルは価格が20万以下になったこともあり、手を出しやすくなったのではないだろうか。現役のクリエイターはもちろんのこと、これからクリエイターを目指す人にもオススメなノートパソコンに仕上がっている。

(提供:マウスコンピューター)

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