各種ベンチマークをチェック。長時間駆動も魅力
有機EL液晶にTiger Lake&Iris Xeと高性能、デザインもカッコいい軽量モバイルノートPC「LIFEBOOK WC2/E3」 (2/2)
2021年05月12日 13時00分更新
CPU内蔵グラフィックスの性能は大幅に向上
GPUはCPU内蔵のインテル Iris Xe グラフィックスで、前世代のインテル UHD グラフィックスや、インテル Iris Plus グラフィックスと比べて大幅に性能が向上しているという。そこで、その性能をチェックするため、3DMarkを試してみた。
3DMarkの結果 | |
---|---|
Time Spy | 1327 |
Fire Strike | 3609 |
Night Raid | 12410 |
インテル UHD グラフィックスと比べると倍以上、Iris Plus グラフィックスとの比較でも2割以上パフォーマンスがアップしている。エントリークラスのディスクリートグラフィックス並みの性能はあるといえそうだ。
そこでゲーム系のベンチマークもいくつか試してみた。まず軽めのゲーム「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」は次のようになった。
ドラゴンクエストX ベンチマークソフト スコア | |||
---|---|---|---|
グラフィック設定 | 解像度 | スコア | 評価 |
低品質 | 1920×1080ドット | 10774 | すごく快適 |
標準品質 | 1920×1080ドット | 9684 | とても快適 |
最高品質 | 1920×1080ドット | 8376 | とても快適 |
同様に「FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」でも試してみた。
FINAL FANTASY XIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークの結果 | |||
---|---|---|---|
解像度 | 品質 | スコア | 評価 |
1920×1080ドット | 標準品質 | 3767 | 快適 |
FFXIVくらいのある程度負荷の高いゲームでも、フルHD、標準品質なら快適に楽しめることがわかる。
バッテリー駆動時間も長くさまざまなシーンで活躍
バッテリー駆動時間はカタログ値で約13.4時間(JETA 2.0)となっている。そこでバッテリーベンチマークソフト「BBench」を使って、実際にどのくらい持つか計測してみたところ、9時間13分の駆動が可能だった。
なお、計測の際は電源プランを「FUJITSU(推奨)」、電源モードを「より良いバッテリー」に、画面の明るさは「40%」にし、BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」にチェックを入れて満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計測している。
公称値には届かなかったものの、Wi-Fiを使いながらの計測でこれだけ持てば電源の確保が難しい出先でも安心して使えそうだ。本体のコンパクトさなどを考えると十分満足できるバッテリー性能といえるだろう。
洗練されたデザインの薄型軽量ボディに有機ELディスプレーやHDMI入出力端子、第11世代Coreプロセッサーなどを搭載したLIFEBOOK WC2/E3。直販サイトではストレージ容量以外にも、外付けの液晶ディスプレーやワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、ビジネス統合ソフトのOfficeなどを選択して一緒にオーダーすることができる。
期間限定で本体やオプションを割引購入できるキャンペーンも随時実施されており、タイミングによってはかなりお得に購入できることも。高性能で使い勝手のよいモバイルノートPCを探している人は、ぜひLIFEBOOK WC2/E3をチェックしてみてほしい。
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