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3278円でフォーム解析やアドバイス「HUAWEI Band 4e」シューズにつけてランニングした

2021年05月03日 09時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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今回は「HUAWEI Watch GT2 Pro」を使用(バージョンは11.0.4.28)

ウォッチを併用して測定すればより便利に

 一方、ランニングの測定にも不満が一歳ないわけではない。HUAWEI Band 4eをシューズに装着して走る場合には、ディスプレイに情報が一応は表示されるものの、屈んで日陰を作りつつ目を凝らさなければ、全く内容が確認できないといった弱点があるからだ。また、手首に装着していないため、心拍数なども測定できない点は、理解しておかなければならない。

 ただし、Androidとペアリングしているのであれば、フットモードのHUAWEI Band 4eと、HUAWEI Watch GT2シリーズを連動させることで、こうした欠点を補える使い方「デュアルデバイス接続」も用意されている。要するに、ウォッチの画面でリアルタイムの走行距離変化やスピード、心拍数などのデータを測地しつつ、シューズにつけたHUAWEI Band 4eで接地のデータを取得できるわけだ。

 iPhoneは残念ながらデュアルデバイス接続には対応せず、筆者が検証した範囲では同時接続ができず、2つ目のデバイスを接続しようとすると、切り替わってしまう。

 具体的には、バックルに装着して「フットモード」に切り替えた状態のHUAWEI Band 4eと、HUAWEI Watch GT2シリーズを同時にスマートフォンにペアリングした状態にしておく。その上で、huawei healthアプリ内の「運動」タブからワークアウトを実行すれば、2つのウェアラブルデバイスが連携して計測を始める。

「huawei health」アプリの「デバイス」タブで、HUAWEI Band 4eとHUAWEI WATCH GT2 Proが両方「接続済み」になっていることを確認(左)。同アプリ「運動」タブからランニングのワークアウトを開始すると、両機が同時に計測を開始する(右)。画面はAndroid版のもの

 各機器からワークアウトをスタートすると単体で計測してしまうのは、やや惜しいようにも思ったが、毎回ワークアウトの度にスマートフォンや2種類のウェアラブルを携帯するとは限らないことを考えると、現実的な仕様に感じた。

ウォッチがあれば、手元でリアルタイムに心拍数や移動距離などを確認できる

ただし、こまめに計測の開始・停止を行いたい場合には、結局スマホを携帯した方が良さそうだ

 ウォッチが必要になる分、コストのかかる使い方にはなるがすでにGT2シリーズを使っている人にとっては、スマートバンドの追加で、より詳細なデータが得られるのは魅力だ。各々の利用目的に合わせて、必要があればこうした使い方も検討してみてほしい。

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