4月24~25日、一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)は「日本学生eスポーツ競技大会(Japan University eSPORTS Championship :U-Champ.)」を開催した。この大会は大学生のみが出場できるeスポーツ大会で、『PUBG』と『eFootball ウイニングイレブン 2021(モバイル版)』、『ストリーターファイターV チャンピオンエディション』の3競技が行われた。
本稿では無観客オンライン配信で行われた大会2日目、『ストリートファイターV チャンピオンエディション』の様子をレポートする。
『ストV』大学生チャンピオンを決めるトーナメント
4月25日 15時40分、定刻通りに『ストV』の大会が始まった。ステージには大会MCを務める堀内 華央理さんと大会アンバサダーの武井 壮さん、実況のアールさん、解説のハメコ。さんが登場。さらに『ストリートファイター』シリーズをよく知るプロゲーマーの板橋ザンギエフさんもスペシャルゲストとして招かれた。
まずは大会概要について、アールさんとハメコ。さんが紹介。『ストV』の大会は予選を勝ち抜いてきた8名の選手が出場し、ダブルエリミネーションで戦う。決勝戦以外はBO3(2戦先取)で、決勝戦のみBO5(3戦先取)だ。
アールさんは出場選手について、「本大会は大学生の大会だが、すでにプロ選手と戦っている選手も出場している。そのため、レベルはとても高い」とコメント。一方、注目の選手についてハメコ。さんは、「やはり本命はSNB|ひぐち選手だが、その他にもオニキ選手などが実力者」と語った。
出場する各選手がステージに登場して簡単な挨拶を終えると、いよいよ試合が始まった。会場は無観客だが対戦台はステージ上に作られており、各選手とも真剣な表情で試合に望んでいた。登場した8名の選手は以下。
《ストV決勝大会出場者名》
もっちゃん(名古屋学院大学)
工藤(日本大学)
SNB|ひぐち(青山学院大学)
オニキ(国際武道大学)
雫(慶應義塾大学)
まるみ(名古屋大学)
Kazma(大同大学)
ケンシロー(日本大学)
出場選手たちを見た実況のアールさん、解説のハメコ。さんは、オフラインで開催できたことに感謝しつつ、選手たちの表情や息遣いを生で観戦できる喜びを語った。実況・解説というものは、試合の内容のみならず、選手の表情や仕草、心境などの情報も伝えるのが仕事。もしかしたら、選手たち以上にオフライン開催を喜んでいたのかもしれない。
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