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心地良くて寝そうになったマッサージクッション「ルルド クロスグランデ」

2021年04月29日 09時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita) 編集● ASCII

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ルルド プレミアムマッサージクッション クロスグランデ AX-HCL348
発売日 4月10日
価格 1万5400円
アテックス

https://www.atex-net.co.jp/products/lourdes/hcl348/hcl348.html

 0歳児と4歳児の保護者をしてます盛田諒ですこんにちは。ステイホームな大型連休いかがおすごしですか。親にとっては子どものお世話で休みどころではなく、「休み明けの休みがほしい」というツイートは大型連休の風物詩となっています。

 休み明けの休みに試してほしいのは、4月にアテックスが発売したマッサージクッション最上位機「ルルド プレミアムマッサージクッション クロスグランデ」。8つのもみ玉が手もみ感覚で回転し、くたびれた背・肩・腰をウィンウィンほぐしていきます。ぶえー寝そう。

●ねじって伸ばすようなもみ心地

 ルルドのマッサージクッションは、イスにのせて手軽に使えるクッションタイプのマッサージャー。主に機能とデザインにより「スタンダード」「プレミアム」の2種類にわかれます。価格はざっくりスタンダードが5000円クラス、プレミアムが1万円クラス。

 クロスグランデはプレミアムの中でも最高級の超プレミアムモデル。新開発のマッサージユニットを搭載し、ねじって伸ばすようなもみ心地を与えます。体重をかけるとクッションが体にくっつくように広がるサスペンション構造になっているのも特徴。

●手でもみほぐされている感覚に

 もみ玉の動作モードは3種類。

 もみ玉がゆっくり毎分18回転する「ゆったり」。もみ玉がすばやく毎分26回転する「スタンダード」。そして、1秒間隔でもみ玉の動作速度が変わり「ギューッ…ギューッ…」と手もみ感覚が伝わってくる回転モード「プロもみ」です。

 そしてもみ玉の動きを3種類に変えられます。4ヵ所のもみ玉がタイミングをずらして動く「交互もみ」。4ヵ所のもみ玉が対称的に動く「ノーマルもみ」。そして40秒ごとに「ノーマルもみ」「交互もみ」を自動的に切り替える「自動切り替えもみ」。

 ちょっとわかりにくいですが、ねじって伸ばすようなもみ心地を与えるのが「交互もみ」。「プロもみ」を組み合わせることで手でもみほぐされているような感覚になります。

 もみ玉はすべてヒーター内蔵でホットマッサージも可能です。

●背中と腰を同時にマッサージ

 マッサージできるのは肩、背中、腰、お尻など。

 クッションにはサスペンションが入っていて、体重をかけると体にくっつく形でグッと広がります。「肩と背中」「背中と腰」「腰とお尻」といった感じで2つの部位を同時にマッサージ可能。マッサージチェアのようなイメージになります。

 気に入ったのは「背中と腰」。ちょうどよくもんでほしいところに当たってくれました。

 「く」の字をヨコにして腰に当てると、グイッと両側から体をつかまれてもまれているような心地になりエステ感覚があって気持ちが良いです。ヨコにすれば肩口に当てられるかなと思いましたが、でかくて重いので厳しいかも。

 もみ心地はやわらか。ルルド全体の特徴ですが、もまれて痛いと感じることはありません。本格的にゴリゴリもむというよりはリラックスするくらいの設計なんですね。手もみ感覚も手伝って目をつぶっているとそのまま寝そうになります。

●マッサージクッションの中ではヘビー級

 グランデと言っているだけにサイズはでかく、重みもあります。サイズは幅350×奥行き380×高さ160mm、重量は約2.9kg。マッサージクッションシリーズの中ではヘビー級で、持ち運び用についているハンドグリップを「よいせ」と持ちあげる感じでした。

 電源はコンセントから。付属のACアダプターが微妙に大きく、MacBook Proのアダプターとぶつかりました。惜しい。

 クッションカバーは取りはずして洗えます。サスペンションがあるぶん通常の製品に比べると取りはずしにくいです。カラーバリエーションはブラックとライトグレーとワインレッドの3色。コントローラーもきちんと色を合わせてありますね。

●マッサージの満足度はかなり高め

 クロスグランデは、マッサージチェアのように肩から腰までの広い範囲をマッサージできる高級モデル。手もみ感覚のやさしいマッサージは寝てしまいそうなくらいの心地良さです。これまでのマッサージクッションと比べるとでかくて重いのは気になりますが、満足度はかなり高め。パフォーマンスを考えると「ルルドではグランデを買え」と言いたくなります。

 これは連休と戦う親のみなさん、連休返上でリモートと戦うみなさんにぜひ試してもらいたい。この戦いが終わったらグランデな時間が待っているんだと思ってやっていってほしいです。

 

書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)

1983年生まれ。4歳児と0歳児の保護者。アスキーキッズで「ほぼほぼ育児」「ベビもの」連載。Facebookでおたより募集中

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