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MITテクノロジーレビュー

惑星の環境整備などを行なうシミュレーションゲーム+アクションゲーム

T&Eソフトの『ディーヴァ(MSX)』が「プロジェクトEGG」でリリース開始

2021年04月13日 15時50分更新

文● Zenon/ASCII

 D4エンタープライズは4月13日、同社が運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、新規コンテンツ『ディーヴァ(MSX)』のリリースを開始した。価格は、330円(キャンペーン終了後は550円)。

以下、リリースより。

 “ラトナ・サンバ”は、“アモーガ・シッディ”率いる艦隊のエースパイロットであった。艦隊は、惑星アルジェナの消失の鍵を握るといわれる女“ラティー”を追い詰めていた。

 ラトナの操る高速艇は、ラティーの機の可変ウィングを、OMブラスターの照準に捕らえていた。ファイヤートリガーに親指をかけた瞬間、突然後方から同じOMブラスターがラトナの艇を撃ち抜いた。そのOMブラスターは、ラトナの士官候補生時代からの親友“ラーヴァナ”の機から放たれていた。コントロールノズルを破壊され、不規則な回転を続ける高速艇のコックピットから、ラトナは視界から遠ざかってゆくラーヴァナとラティーの機を呆然と見詰めていた。

 傷つきながらも、ラトナは無事に帰艦を果たすが、かつての親友に裏切られたことに苦悩し、その真相究明を決意する。ラトナは艦長アモーガに、ラーヴァナを追う許可を求めるが、アモーガは当然のごとくそれを拒否した。しかし、度重なるラトナの要求にアモーガは根負けし、ラトナに最小構成の艦隊を与えた。そして、別れぎわにラトナに言った。

 「おまえには言ってなかったが、ラーヴァナの死んだ親父は、どうもリュカーン教の教祖の一人だったらしい。今回のやつの行為もそれと関係あるかもしれんな………。」

 「惑星トラントランへ行ってみたらどうだ。確信はもてんが、あそこにはリュカーン教の総本山があるらしい。」

 ラトナは無事に戻ることを約束し、惑星トラントランを目指した……………

 本作は1987年にリリースされたシミュレーションゲーム。プレイヤーは、アモーガ=シッディ艦隊所属のエースパイロットであるラトナ・サンバとなって、リュカーン教の秘密を求めてナーサティア双惑星の謎に挑むことになります。

 ゲームシステムは、シミュレーションゲーム+アクションゲームといった内容になっており、惑星の環境整備・資源開発・技術開発・星系防衛などを行ないつつ、艦隊の移動を行なう「戦略モード」、ターン制で艦隊同士の戦いを行なう「艦隊戦」、リアルタイムでドライビング・アーマーを駆って惑星を制圧する「惑星戦」の3つで構成。これら3つのモードを駆使しながら版図を広げていくことがゲームの目的となります。

 大きな特徴としては複数の機種でリリースされたにもかかわらず、機種ごとに異なる主人公やストーリーが楽しめたり、パスワード(セーブデータ)によってほかの機種の主人公を自分のゲームに呼べたりと、これらは当時としては斬新なシステムでした。コンシューマー版で遊んでいる友だちの家で、パソコン版のパスワードを入力。二人の主人公を使って友だちと一緒にプレイした、なんて人もいるのではないでしょうか。

 ゲームとしての難度は高めで、アクションシーンは手ごたえ十分。また条件が揃っていないと真のエンディングを見ることができないなどの要素もあり、骨太なレトロゲームファンであれば攻略心をくすぐられることでしょう。

EGGチャンネルにて紹介動画公開中!

【ゲーム情報】

タイトル:ディーヴァ(MSX)
ジャンル:シミュレーション
メーカー:T&Eソフト
プラットフォーム:PC
発売日:配信中(2021年4月13日)
価格:330円
※キャンペーン終了後は550円での配信となります。

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