WoTの世界へ、パンツァー・フォー!

全世界1億人以上がプレイしている対戦タンクバトル「World of Tanks」を遊ぼう! 現在「ガルパン」とコラボ中

2021年04月27日 15時00分更新

文● 佐藤ポン 編集●市川/ASCII
提供: ウォーゲーミングジャパン

さまざまな特長を持つ5種類の戦車

 先ほど紹介した5種類のタイプについて、簡単に紹介しよう。一部例外の戦車も存在するが、だいたいは以下のような特徴がある。よくあるRPGの「職業」のようなイメージで考えてもらえると理解しやすいだろう。

●軽戦車(略称:LT)

 読んで字の如く、小型で軽量な戦車。小型なので敵から見つかりにくく、戦場での主な仕事は索敵だ。高性能なエンジンと無線機を搭載しているため、マップのあちこちを捜索して敵を見つけるのが得意。

 一方、弱点は攻撃力と防御力の低さ。搭載する主砲は非力なものが多く、貫通力も攻撃力も低い。上手く射撃しないと敵にダメージを与えられないため、攻撃は味方に任せて隠れている敵をあぶり出す仕事に専念したほうがよい。装甲が薄いので敵に見つかったらすぐに大破してしまうため、コソコソ隠れながら戦場を移動すべき。

ドイツの軽戦車「Luchs」(Tier4)

フランスの軽戦車「AMX 13 90」(Tier9)

●中戦車(略称:MT)

 WoTに登場する戦車のなかで、もっとも種類の多い戦車。攻撃力と防御力、機動力など、すべてのバランスがよい。特出した能力は持たないが、何でもこなせるため初めてプレイした人にもオススメできる。

 戦場での主な仕事は敵車輌への攻撃。そこそこの機動力で戦場を移動できるので、敵陣へ攻めたり陣地を守ったり活躍の幅は広い。

アメリカの中戦車「M4A1」(Tier5)

ドイツの中戦車「VK 30.01 D」(Tier6)

●重戦車(略称:HT)

 巨大な主砲を搭載しており、一発のダメージが大きい重戦車は、攻撃力と防御力に特化した戦車。Tierが格下の戦車なら、数発で撃破できる攻撃力が最大の魅力だ。しかし、巨大な砲弾を装填するには時間が必要。重戦車はリロードが長いため、連射が不得意な戦車が多い。

 弱点は機動力と隠蔽性能の低さ。車体が重いので鈍足で、戦場を移動するのは時間がかかる。また、大きな車体は遠くから敵に発見されるので、油断していると敵の一斉射撃を受けてしまう。戦場の花形に見える重戦車だが、意外に注意して戦わなければ活躍できない。

ソ連の重戦車「IS-3」(Tier8)

アメリカの重戦車「M103」(Tier9)

●駆逐戦車(略称:TD)

 車体に強力な主砲を搭載した攻撃特化型の車輌で、貫通力は高めだ。リロードは長いものの、1発当たりのダメージが強力で、相手のHPを大きく削ることが可能な車輛が多い。そのほか、砲塔がない車輛や砲塔が一部の角度でしか旋回しない車輛も多く、玄人向きの戦車といえる。

アメリカの駆逐戦車「Hellcat」(Tier6)

ドイツの駆逐戦車「Rhm.-B. WT」(Tier8)

●自走砲(略称:SPG)

 ほかの4種類の戦車とは操作方法が異なる変わった戦車。巨大な砲弾を上空高く撃ち上げ、敵を頭上から攻撃する。ほとんどの戦車は上部装甲が薄いため、上空からの攻撃に弱い。障害物に隠れた敵を狙える唯一の戦車だ。

 弱点は近接戦にとことん弱いところ。敵の戦車に接近されたら、反撃する機会も得られないままやられてしまうことが多い。そのため、マップを熟知して安全な位置から戦うテクニックが求められる。こちらもまた玄人向きの戦車といえる。

イギリスの自走砲「FV304」(Tier6)

フランスの自走砲「Lorr. 155 51」(Tier8)

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